2023/10/08
【次回は11月8日(水)の開催です。受付は10月18日香港時間9時より開始です。(上バナーをタップしてください)】
金継ぎは、今や海外で「Kintsugi」としてとても人気です。香港でもここ2〜3年、あちこちでワークショップが開催されるようになってきました。金継ぎとは、簡単に言えば、欠け、割れ、ひびのある陶磁器を、使えない物として捨ててしまうのではなく、それを漆と金粉などで修復して再利用できるようにするというものです。
日本では縄文時代から、このような方法があったと言われていますが、実際やるとなると金継ぎは職人技とされて、一般の人が挑戦するには漆を使って数週間かけて少しずつ修復していくという、時間も忍耐力も必要で、ハードルが高くもあります。また漆を扱うので、初心者は漆による肌荒れやかぶれなど注意も必要です。
今回ご紹介するクラスは、「モダン金継ぎ」と言って、漆は使わずに修復できる金継ぎを行います。2時間のワークショップ内で1〜2個の陶磁器を修復するクラスですので、本格的な金継ぎよりは工程は簡素化されています。金継ぎのエッセンスを少しでも体験してみたい方には、金継ぎの入り口のクラスとしてとってもおすすめです。
こんな人におすすめ
ー金継ぎを体験したことがない。
ー金継ぎってどんなものか知りたい。
ー金継ぎを体験する前に、簡単にできるモダン金継ぎを体験してみたい。
ー欠けた食器を修復したい。
ー静かな時間を持ちたい。
ー手軽に美しく修復したい。
ー家でも簡単に直す方法を知りたい。
金継ぎの人気の秘密は、欠けや割れをなかったことにするのではなく、それもまた景色の一つとして受け入れ、さらに傷をその食器の個性として際立たせて以前と同じように使うという精神性です。
近年注目されているピース・オブ・マインドや、マインドフルネス、今ここ、といった人間の生き方を探求する手段の一つとして取り組む人も多く、作業している最中は無心になれるとか。やってみたら、傷をも肯定する、あるがままを受け入れるような感覚になり、時間をかけて修復していく過程で自分も癒されたという人もいるそうです。
金継ぎが完成し、美しく伸びた金の筋が芸術的に美しい作品のようになることも魅力の一つ。ひび割れ具合や欠けなどは一つとして同じものはありません。ともすれば合理社会で生きてきたわたしたちは、壊れたら捨てるという当たり前の考え方から、金継ぎで修復してみたら、今まで使っていた物よりも更に良い物になるかもしれません。
ワークショップに参加しましょう!
▶︎ワークショップにお持ちいただくもの◀︎
ー欠けた陶磁器を2個(下の写真をご参照ください)
(可能な限りどの箱でも構いませんので、箱に入れてお持ちください)
初級・ベーシッククラスは写真のような欠けたものを修復します。
(ご留意ください)
欠けたお皿がない場合は、主催者側でご用意できますが、お持ち帰りはできませんので、あらかじめご了承ください。真っ二つに割れている物の修復は、時間と技術が必要となりますので中級クラスとなります。(中級クラスの詳細は追って告知します)
(お申し込みには、上バナーをタップしてください)
▶︎言語:日本語(英語)
▶︎ワークショップ開催日時:
10月27日(金)午前10時から12時まで (満席になり受付終了しました)
次回の11月8日(水)午前10時から12時まで。(満席になり受付終了しました)
次回の日程の発表までしばらくお待ちください。公式LINEでは先行発表しています。
▶︎場所:塚田農場 Tsukada Nojo(海港城)
尖沙咀廣東道3-27號, Harbour City, SHOP OTE 202, Level 2
ショッピングモール 海港城(ハーバーシティ)内
行き方:金継ぎワークショップ会場 塚田農場(海港城)への行き方
▶︎参加費:HK$198
▶︎料金に含まれるもの:材料費(食器は含まれません。ご持参くださるか、無料レンタルしてください)、テキスト。参加された方には塚田農場で使える10%オフのお食事クーポン券をプレゼントします。
▶︎お申し込み締め切りは11月7日(火)
▶︎最低開催人数:2人
(キャンセルが出た場合は延期または中止となる可能性があります)
▶︎最大開催人数:10人
▶︎キャンセルポリシー:
こちらはチケット制です。ご購入後のチケットの払い戻しはできません。お友達にお譲りいただくことは可能です。次回のワークショップへ持ち越しも可能(持ち越しは1回まで。空席状況によります)。主催者の都合でキャンセルとなった場合は、100%払い戻しいたします。
台風シグナル8発令、黒雨の場合、延期もしくは振替。
▶︎お支払方法:Paypalよりクレジットカードがご利用いただけます。
▶︎ご参加の際のご注意:
発熱、咳等の症状がある方はご参加できません。
▶︎よくある質問◀︎
ー修復した食器は飲食用として使えますか?
はい。食品衛生法で安全が確認された材料を使いますのでご使用いただけます。
ー今回修復したものは当日持ち帰れますか?
はい。ご自身でお持ちいただいた食器はお持ち帰りいただけます。ご自身の食器がない場合はこちらでご用意することが可能です。ただしお持ち帰りはできません。お申し込みの際にお知らせください。修復したての食器は壊れやすいので、食器を入れて持ち帰りする用の箱などもお持ちください。
ーどんな欠け方でも修復できますか?
はい。修復はできますが、今回の初級・ベーシッククラスでは「欠けたもの」を修復するクラスになります。「割れたもの」は中級クラスになります。
ーどのくらいしっかり修復できますか?通常の食器と同じように扱って良いですか?
基本的に普通の食器と同じようにお使いいただけます。
ー修復した食器は食洗機は使えますか?
食洗機はお使いにならないようにお願いします。
ーテキストはありますか?
お持ち帰りいただけるテキストをご用意いたします。
教えてくれるのはー
大坪沙季(Saki Otsubo)
某日系F&B Companyにメニュー開発者として所属。
日本で金継ぎ教室を主催する母を持ち、金継ぎに出会い虜になる。
食器と料理を愛するワーキングマザー。
息子とヘルパーさんと3人暮らし中。
ワークショップの講師、大坪沙季さんがコラムで金継ぎについて書いていますので、ぜひお読みください!
https://hongkonglei.com/workingmom-saki10/
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