2021/03/31


こんにちは、のぞみ(希望)です。
今回は、わたしが「面白いな〜」と思った香港のエレベーターをご紹介します。
香港の中心部は、見渡す限りのビル、ビル、ビル。しかし、無機質な印象はなく、むしろ個性的なビル、趣きのあるビルばかりで、香港の街並みは見飽きることがありません。そして、ビルによってエレベーターもその方式やボタンの表示が違って面白いのです。

まず、香港の超高層ビルのエレベーターはどうなっているか気になりませんか?

上の写真は70階建てマンションのエレベーターです。
初めて見た時は、このボタンの数に圧倒されました。70階のボタンには小さい子は手が届きません。
よく見ると、階数ボタンの下一桁の4や13が飛ばされています。
香港でも四は「死」の発音と似ている忌み数です。また13は西洋で不吉な数字と考えられているので、イギリス領時代の影響があると思われます。

次は、友人が住んでいるマンションのエレベーターです。

階数ボタンは、G(グランドフロア=地上階)の次は2、4、6と偶数しかありません。
このエレベーターはマンションの偶数階にしか行かないのです。
下の写真は、先ほどのエレベーターの反対側にあるエレベーターです。

(上写真2枚:友人撮影)
文字が薄くなって見にくいですが、こちらのエレベーターはGの次が1、3、5と奇数階になっています。
日本人からすると、「G階と1階って同じじゃないの?」と思いますが、香港のエレベーターは、日付と同じく階数もイギリス式で表記されています。つまり、香港でのG階は日本では1階のこと、香港での1階は日本では2階のことになります。ややこしいですよね。
以前、香港在住歴が長い日本人と待ち合わせして、「1階にいるよ!」とメールが来た時に、「彼女の言う1階とは、G階のことか?文字通りの1階か?」と判断に困ったことがありました。

次も住居マンションのエレベーターです。エレベーターに入ると右側に階数ボタンがあります。

ボタンの下がG階で上にいくほど上層階のボタンですね。

下の写真も同じエレベーターの中です。このエレベーターは左側にも階数ボタンがあります(写真がブレて見づらいですね、申し訳ありません)。

同じエレベーター内の階数ボタンなのに、押した「17」ボタンの位置が左右で違いますよね?
なぜ数字の位置が違うと思いますか?

左側のボタンは、上に1階ボタンがあり、下に上層階とG階のボタンがあるのです。
はっきり調べた訳ではありませんが、車椅子の方でも手が届かない方でもボタンが押せるように左右で数字の位置を変えているのだとわたしは思っています。これもバリアフリーですね。

次のエレベーターには階数ボタンが全くありません。開閉ボタンだけなんです。


エレベーターの間にある操作板で、まず行き先階を押さなければいけません。
例えば、8階に行きたければ8ボタンを押します。すると下の写真のように「B」という表示が出てきます。「Bのエレベーターに乗ってください」という意味なんです。

この商業ビルに初めて来た時は、こんな方式のエレベーターもあるんだと驚きました。たまに、エレベーターが開いてるからと飛び乗って来た人が、階数ボタンを探してあたふたしているのを見かけますが、説明したいけど広東語も英語もできない……と、こちらもドギマギしてしまいます。

最後に、デパートで見かけたエレベーターの表示です。

「満載」という表現がわたしには新鮮だったので写真を撮りました。人がこのエレベーターに満載されている!と思ったら、乗るのやめよう……ってすぐ諦めがつきませんか(笑)
また、絵が一面にあったので、一瞬ここがエレベーターだとは気づかなかったんです。デパートならではの演出ですね。

高層マンション、高層ビルが多い香港。毎日のようにエレベーターに乗ります。移動するために何気なく乗るエレベーターも、こうして見ると少し面白く感じられませんか。

 



希望(のぞみ)
神奈川県出身。都内文学館で学芸員として6年勤務。出産後、大連2年、東京2年、香港5年の子育て生活を送る。大連では日本語教師、東京では司書を経験。香港ではライターとして活動中。

Instagram
@nozomi_crochet

 

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WRITER書いた人

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