2021/05/15
緊急事態が続くことになりました、いかがお過ごしでしょうか。
感染力が強いウイルスが広がり始めているみたいですね、東京もまだまだ落ち着かない状況が続いています。
あ
2人目を出産して早半年。
お腹にいた頃はまだコロナも騒がれ始めて間も無く、極力外出を避けた生活をしていましたが、2人育児も少し慣れ、暖かくなってきたところで息子の公園活動も活発になってきて。気が緩みそうでしたがもうしばらくは家族で気をつけなければ、と褌を締め直す思いでGW明けを過ごしています。
さて、我が家のニューノーマル。
リモートワークでほぼ自宅にいる(居てくれる)主人。
1人目を出産したときは香港で深夜まで働く生活で子どもと関われるのは完全に土日のみ、の人だったので、今回のコロナ危機で家族としての結束力は高まった気がしています、個人的な感想ですがw
あ
臨月や産後の悲喜交々を間近で見たのも今回が初めて。
とてもじゃないけれどわたし1人では回っていかないだろうな、と感じてくれたのか家事の中であれしなきゃ、と思っていたこと(洗濯を干す、取り込む、洗い物をする、お風呂掃除などなど)が主人のおかげで思いがけず終わっていたりするとありがとうございます!と心で手を合わせて甘んじています。些細なことではあるけれどやってもらっていたりすると、ものすごく嬉しいですよね。
あ
産後思うように動かない身体と気持ちと、イヤイヤ期の息子と乳飲み子と。1人でお世話していたらとっくに滅入っていたかもしれません。とにかく毎日一緒なのでイライラすることもままありますが、総じてとても助かっています。
あ
2歳10ヶ月になる息子の赤ちゃん返りも少しずつ治ってきて娘も無事に半年経ち、色んなことがひと段落してきたところ。これが我が家のニューノーマルになってしまったため、父親不在の生活はもはや成り立たない!
あ
家事をアウトソーシングすることも考えましたがコロナのこの時期率先してお願いするのもためらわれ、主人との二人三脚育児が定着しつつある中で、コロナ以前のような月金朝晩出勤スタイルに戻ると正直困ってしまう…
アフターコロナの働き方はどうなっていくんだろう。
そんな中、緊急事態宣言前に親戚の住む地方へ行く機会がありました。
子どもがいなかった頃はホテルに泊まって近所を観光して、ちょろっと親戚に挨拶しておいしいもの食べて…でしたが、今回の旅は視点が全く違うところにあったことが我ながら驚き、で。
あ
すぐそこに山があり空気良し、生活で必要な食料品店、病院、学校、全てがコンパクトに収まっている街。近所にあった保育園は園児を随時募集していて、大きい公園もあって、地域の人たちとの交流もあって、子育てをするならこういうところも良いのかもしれないな。
あ
ただ旧市街のシャッター商店街や高齢者感は否めなく、教育に関してはやはり都内や海外と比べると選択肢が少ない。そして地産地消の動きはあってもオーガニック食品などを直接買えるところは…など。あ
あ
子育て支援関連の市のホームページなども見ていました。自治体によって様々な工夫や特徴があるんだなぁ…
あ
来年、数年後
どこでどんな暮らしをするか。
海外駐在時はいつもこんな漠然とした期待や不安と隣り合わせだったなぁと思い出しました。
あ
現在はたまたま日本で、便利な東京で生活しているけれどいつまたどこに住んでいるかはわからない。さらに夫婦2人の生活と子どもがいる生活とでは暮らし方が全く違うものになり。この1、2年で今まで大切だと思っていた考え方や価値観の変革は、時代だけでなくわたしの中にもあったんだなと感じました。
何処にいたとしても大事にしたいこと。
やっぱりわたしは…食事のこと。家族の健康。
1日3回。家族だからこそ気兼ねなくテーブルを囲めることがますます貴重な時間になっている今、ご飯にまつわるできごとや味の記憶って、遠く離れても思い出せたり元気が出たりしますよね。自分が幼い時に与えてもらったように、食卓を通じて子どもたちに愛情を伝えられたら良いなと思っていて、この時間は親子で健康に気を配りながら楽しんでいけたらいいな。
あ
教育に関しては英語だけはなるべく早いうちから触れさせたい、と思っていたら
もうとっくに日本でも小学校で必修科目だし、わたしが子どもの時より進んでいて。だとしたらわたしも地元の公立上がりだし…学校選びに拘るよりは本人の学習意欲を育てる方が大切かなとも思えたり。
あ
ん?…ということはやっぱりどこにいても良いのでは。笑
食材もネットで配達してくれますしね。
物質的なものはもう十分に満たされた時代、次に大切なのは自然環境や人との繋がり、健康などの無形資源なのかもしれません。
あ
コロナで今までより窮屈でスローな生活を余儀なくされていますが、そんな今だからこそ少しだけ先の未来を想像してみて、私たち家族にとっての「足るを知る」。必要なもの、大切にしたいもの。実はそんなにいらなかったもの、減らしたいもの… まだまだぼんやりしていますが気持ち的にも経済的にも!無駄なく過ごしていきたいなと思うこのごろです。
あ
皆さんのご家庭では今回のコロナで働き方や生活に変化はありましたか?
平穏な日々が戻ってくることを願いつつ、こののんびりした自粛生活にも慣れてきてしまい体型までもニューノーマル… いやいや。早よ戻さねば、と自戒を込めて記しておきます。涙
(緊急事態宣言前、夫婦で無性に香港が恋しくなり糖水がいただけるお店に行ってきました。←そんなことしてるから体型戻らない。笑
そろそろ本場に行きたい!香港迷です)
筆者プロフィール: 砂賀美希
日本、シンガポール、香港でモデル活動の後、2018年に第一子を出産。オーガニックについて学び関連のゲストスピーカーやWSを開催。香港で妊活中に東洋医学と出会い体質改善されたことがきっかけとなり、現在中医薬膳師の勉強中。2020年10月、第二子となる女児を出産。
Hong Kong LEI (ホンコン・レイ) は、香港の生活をもっと楽しくする女性や家族向けライフスタイルマガジンです。
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