2022/10/24

こんにちは。李家がアウトドアに目覚めて3年近く。娘も成長し、週末は別々に過ごすことも多くなった李家です。香港人夫のペドロは、この1年間でハイキングにキャンプ、ロープなどの講習を受け、ハイキング友だちと色々な所へ出かけています。これからしばらくは李家の休日番外編、ペドロの休日を連載することにしました。

今回は鬼手岩。夫がずっと行きたくて、何度も計画したものの天候や人数規制による船の欠航で幾度となくキャンセルを余儀なくされて、やっと行けたところです。
奇石と言われる岩が多い香港ですが、中でも4億年前の地殻変動で隆起して、波に削られて拳の形になった鬼手岩は見ごたえがあります。

わたしも遠くからですが、東平洲へ行く船から見たことがあります。馬料水碼頭から東平洲へ行く道中で写真撮影のために数分停泊してくれます。
詳しくはこちらをご覧ください。
ダーリンは香港人 李家の休日 第6回 香港のモルディブ。見どころいっぱい、香港最東端の島、東平洲へ

岩そばまで行くには12時間のハイキングで往復するか、西貢カントリーパーク内の黄石碼頭から船をチャーターして行くしかない上に、満潮時には船がすぐそばに停泊できなくなるので、行けない時間や時期もあります。
夫は香港のアウトドア系Youtuberが設立した船の相乗り予約サイトを利用しました。鬼手岩自体はトイレや売店などはない場所なので、家族連れの場合は長時間滞在せずにアイランドホッピングなどで立ち寄るのが良いと思います。

夫は船で行った後日にも、近隣のビーチにキャンプに行った際カヤックで鬼手岩を見に行っていました。
鬼手岩はとても貴重な岩で、地質公園内の保護区にあります。コロナ禍前から多くの観光客が来ていましたが、インスタ映えすることもありよじ登って撮影する人がいて、崩壊の危機にも瀕しています。行かれる際は岩に乗ったり、過渡に触れないようにしましょう。また石やサンゴ、海の生き物などを持ち帰ることは禁じられていますので、お気を付けください。


田上えり

2004年来港。香港の造園家3代目に嫁いで18年目。家族は香港人の夫と娘一人。日本でメーカー勤務、香港にてピアノ講師を経て、2020年3月まで7年間リトミック教室を主宰。現在はK.K.Gardenでプリザーブドフラワー販売、リボンとハーバリウムのレッスン・販売に従事。K.K.Gardenのブログameblo.jp/kkgardenhk

 

同じ筆者によるその他のコラムはこちら
在港17年、中文大学の北京語コースに挑戦!
https://hongkonglei.com/category/column/beijing/

 

コメントをありがとうございます。コメントは承認審査後に閲覧可能になります。少々お待ちください

意見を投稿する

Hong Kong LEI (ホンコン・レイ) は、香港の生活をもっと楽しくする女性や家族向けライフスタイルマガジンです。

Translate »