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2025/06/18

美しき天才ピアニストとして熱狂的なファンも多い、オランダ人のルーカス(1993年生まれ)とアルトゥール(1996年生まれ)のユッセン兄弟。少年時代から世界的ピアニスト、マリア・ジョアン・ピリスの“秘蔵っ子”として注目され、オランダ女王即位25年祝典でのコンサートや、世界最高峰のピアニスト、アルゲリッチの代役を務め大絶賛を博すなど、数々の輝かしいコンサートを成功させています。現在では最も人気の高いピアノデュオとして国際的に活躍。特にオランダ出身の音楽家として、オランダのクラシック音楽のアンバサダーとして活動していることも、彼らを語る上で大変興味深くユニークな点です。エネルギッシュでほぼ共生的な演奏、洗練された音色、そして引き込まれるような表現的解釈で、彼らはメディアや観客から高く評価されています。「BMWの2台を運転しているようなものだ」と、指揮者マイケル・シェーンワントはコンサートで彼らを指揮した後に語りました。

今回は、オランダ人作曲家ジョーイ・ルーケンスが彼らのために作曲した「イン・ユニゾン」という2台ピアノ協奏曲を、今回のコンサート「HAPPY EVENING WITH THE JUSSEN BROTHERS(ユッセン兄弟と共に幸せな夜を)」で披露してくれます。当日は、オランダ人指揮者のヤープ・ファン・ズヴェーデンによる香港フィルハーモニックの首席ティンパニ奏者のジェームズ・ボズノスとの華やかな共演もあり、ダイナミックな音楽のケミストリーを思う存分堪能できるでしょう! コンサートの前半では、ユッセン兄弟のピアノデュオをお楽しみいただけます!

コンサートの所要時間は約1時間30分で、休憩があります。

Programme

MOZARTSonata in D major, K. 381, for piano four hands
SCHUBERTFantasie in F minor, D. 940, for piano four hands
Hanna KULENTYVAN…
Joey ROUKENSConcerto for Two Pianos and Orchestra, In Unison
ユッセン兄弟の演奏歴

ユッセン兄弟は、ボストン交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団、コンセルトヘボウ管弦楽団など、国際的にオーケストラと共演しており、クリストフ・エッシェンバッハ、イヴァン・フィッシャー、サー・ネヴィル・マリナー、ユッカ=ペッカ・サラステ、ヤープ・ファン・ズヴェーデンなどの著名な指揮者とコラボレーションしています。2024/25シーズンには、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団のアーティスト・イン・レジデンスとして、複数のプログラムを演奏します。

2010年からドイツ・グラモフォンと独占的にレコーディングを行っている彼らのデビューアルバムは、ベートーヴェンの作品を収録し、プラチナディスクの認定を受け、エジソン・クラシックの聴衆賞を受賞しました。最新のディスコグラフィーの追加作品は『Dutch Masters』(2022年4月)で、オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団などとのコラボレーションによるオランダの作曲家の作品に捧げられています。この録音もエジソン・クラシック賞と聴衆賞を受賞しました。


HAPPY EVENING WITH THE JUSSEN BROTHERS

日時:7月3日(木) 7:45pm
会場:Hong Kong Cultural Centre Concert Hall

チケット:$680 $540 $400 $260
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