2026/03/15
Courtesy of HKIFF
3月10日、第50回香港國際電影節(以下、HKIFF50)の記者会見が行われ、今年のオープニングおよびクロージングを飾る作品が発表されました。現地からの写真と共に、記者会見の様子をご報告します!
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2026年4月1日から12日まで開催されるHKIFF50、今年は50周年という記念すべき節目の年とあって、記者発表会には豪華な顔ぶれが勢ぞろい!
我々記者団をあたたかく迎えてくれたのは、今年の映画祭大使、女優のアンジェラ・ユン(袁澧林)と『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』に出演し、日本で人気爆発中のトニー・ウー(胡子彤)。HKIFFと言えば、インターナショナルな映画人が登壇する、豪華な上映後のトークショー。アンジェラとトニーはこの機会に世界の映画人たちと積極的に交流したいと語りました。ちなみに今年はトニー・レオン(梁朝偉)が主演したことで注目を浴びている欧州映画『沉默的朋友』(英題:Silent Friend)のエニェディ・イルディコー監督、そして世界三大映画祭の女優賞の全てを受賞した経歴を持つフランス女優ジュリエット・ビノシュなどなど、贅沢なメンバーが登壇します。作品上映およびトークショーの詳細はこちらからどうぞ。
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4月1日、オープニング作品として上映されるのは『我們不是陌生人』(英題:We Are All Strangers)。シンガポールの監督、アンソニー・チェン(陳哲藝)による血縁を超えた家族のつながりを描いた作品で、シンガポール映画として初めてベルリン国際映画祭コンペティション部門に正式出品されたことでも話題を呼んでいます。
Courtesy of HKIFF 『我們不是陌生人』の監督、アンソニー・チェン
クロージング作品は現在、賀歳片(お正月映画)『金多寶』(英題:The Snowball On A Sunny Day)が絶賛上映中、香港のフィリップ・ユン(翁子光)監督による新作『超風』(英題:Cyclone)。トランスジェンダーをテーマにしたこの作品は、ロッテルダム国際映画祭「ビッグ・スクリーン・コンペティション」部門に正式選出され、注目を集めています。上映は4月12日。
Courtesy of HKIFF 『超風』の監督・フィリップ・ユン(写真右から二番目)は、主演のエドウィン・リ(李雨蓒)、プロデューサーのエフィー(孫菲)と共に登壇。
記者会見ではその他映画祭で上映される、注目の作品も紹介されました。
まずは『我們不是什麼』(英題:We’re Nothing At All)。監督、ハーマン・ヤウ(邱禮濤)はこの作品を作るために私財をつぎ込んだと語りました。バス爆破事件を捜査していくうちに明らかになって行く、社会に追い詰められたあるカップルの悲劇を描いた作品です。
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出演俳優はベテラン歌手、俳優のパトリック・タム(譚耀文)、MIRRORのAKことアンソン・コン(江※生)、そしてAKと同じオーディション番組出身のアンソン・ビーン(陳毅燊)。
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左端)壇上を見つめるヤウ監督とパトリック・タン。Courtesy of HKIFF 左から2,3,4)アンソン・コン、アンソン・ビーン、パトリック・タン ⒸLinda Hung-Hom
『廚師發辦』は経営難に陥った自分のレストランの立て直し、という難題に直面した主人公の姿を描いたロードムービー。
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現在上映中の『夜王』で主人公の敵方を好演、香港アカデミー賞で3度のノミネート歴を持ち、もはや常連となりつつあるロー・ジャンイップ(盧鎮業)が主演を務め、日本でも上映された『緣路はるばる』(原題:緣路山旮旯)と『全世界どこでも電話』(原題:全個世界都有電話)のアモス・ウィー(黃浩然)が監督の作品です。
Courtesy of HKIFF 『廚師發辦』監督のアモス・ウィー、主演ロー・ジャンイップはともにステージで和やかに作品について語りました。
『大分瓶』はボウリングをテーマにした作品。2024年にヒットを記録した『ラブ・ライズ』(原題:我談的那場戀愛)のスタッフが手掛けた作品なんだとか。
トム・トミー監督、プロデューサーのチャン・ヒンガー(陳慶嘉)、アンソン・コン Courtesy of HKIFF
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この作品が監督デビュー作となる湯仲星(トム・トミー)が主演に選んだのはアンソン・コン。これまで演劇を通じて、ボクシングやアイスホッケーにトライした経歴を持つ運動神経抜群のAK、今回はボウリングに挑戦の模様!
アンソン・コンは旧知の友、『超風』に主演するエドウィン・リへの激励を体で表現。Courtesy of HKIFF
これらの作品だけでなく、今回の香港国際映画祭では、71の国と地域から215本を超える優れた作品が上映され、その上映数、なんと320回! また、上映には作品に関わった映画人たちが登場する回もあるので、あこがれの映画人と交流できる絶好のチャンスです。お見逃しなく!
プログラムの詳細は公式サイト(www.hkiff.org.hk)にてご確認ください。チケットは3月20日午前10時よりCitylineにて一般販売が開始されますが、公式決済パートナーのアメリカン・エキスプレスの対象となるカードを使うと独占先行販売や、30%割引があるんだとか。こちらも併せて公式サイトをチェック!
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取材・文 紅磡リンダ (編集部)
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