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2026/05/21

九龍城砦の頭上を飛ぶキャセイパシフィック機の模型。購入不可の展示品です。撮影可能。

「消えゆく建築を記憶として残す」をテーマにコンクリート製のビルの模型作品を発表するMOSOSISIが、模型展示とコンクリートをテーマにしたティーセット「Taste of Concrete Hong Kong」でAIRSIDEに登場しています。

会場に入り一番先に目に飛び込んでくるのは、細かなところまで素晴らしく再現された迫力満点の九龍城砦の模型。360度じっくり観察することができ、その精密さに唸る人続出間違いなしです。

MOSOSISI(無瑣事事事務所)は、2019年に香港で設立されたデザインスタジオで、急速に変化する都市の記憶を「コンクリート・ミニチュア建築」として保存・再構築する活動を行っています。理念は「瑣事認真做(Take the Trivial Seriously)」で、日常の小さな事柄や失われつつある風景を真剣に見つめ、作品化することにあります。

代表的なプロジェクト「一城・不變」シリーズでは、九龍城砦や彩虹邨など再開発で消えゆく建築を精緻なコンクリート模型として再現し、都市の記憶を永続化しました。MOSOSISIの作品は単なる模型ではなく、人々の記憶にその勇姿を残すことを使命として制作、発表し続けています。

これらの作品は3Dプリンターで作品を制作し、それを元にモールド(型)を作り、コンクリートで型取りをして制作したもの。持つとその歴史の重さを感じられるように、手にずっしりときます。

 

こちらは現在絶賛制作中の作品「九龍塞城」。まだ販売はしていませんが、予約は受付可能だそうです。

左から、九龍城砦、彩虹邨、康樂大廈、香港大會堂(シティーホール)

4種類のコースター。これもコンクリート製なので、重さがあります。香港のアイコンのビルの外壁がコースターになっています。これらは今回特別に展示に合わせて制作されたもので、会場でのみ販売されているそうです。

今回展示を併設するdelish kitchenではMOSOSISIとコラボしたティーセット「Taste of Concrete Hong Kong」を楽しむことができます。

正にコンクリートをイメージして作られたケーキ「香濃日本九鬼黑芝麻蛋糕」。日本の三重県四日市市に本社を置く老舗のごま総合メーカー「九鬼産業株式会社」の濃厚な黒ごまを使っています。ごまが練り込まれたスポンジは、その香りが口いっぱいに広がる黒ごま好きにはたまらない一品です。

「鐘樓檸檬茶琴酒」は、尖沙咀の時計台に敬意を込めた、紅茶の香り漂うジンカクテル。香港式レモンティーの風味に、アールグレイの香りとジンが絶妙に融合。「お茶を酒に取り入れる」スタイルで、アルコール感は強すぎず、さっぱり甘すぎないティーカクテル好きの女性には必ず試してほしい一杯です。そして注目して欲しいのは、コースター。実際に使ってみるとなかなかオシャレです。ほかにも特製ドリンクなど全部で5種類楽しめますよ!

展示会場には、今はもう使われなくなった、もしくは出回らなくなった香港のコインを模した作品も。こちらはフェルト製のコースター。

会場では「有銀用」コイン入れ(右)もガチャで。世界初の「ガチャで不動産購入・オーナー体験」もいかが? 何が出てくるかはわかりません。

これらの大きいバージョンが、展示で見つけられるかもしれません。

開催期間:2026年6月14日(日) まで
会場:delish kitchen
住所:啓徳 AIRSIDE 3階 L316

 

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