2023/11/30
シミ取りレーザーのビフォー(右)とアフター(左)
レーザーでシミ取りって、もはやそんなに珍しいことではなくなりました。遅ればせながら、今回初めてやってみた「おお〜!」な個人的な体験をご紹介します。
Fontaine Beauty HK というローカルのビューティーサロンで施術しました。こちらでは以前、大満足の眉毛のアートメイクをご紹介させてもらい、お陰様でたくさんの読者様にご利用いただいているそうです。今回も期待を裏切らない丁寧な施術とリーズナブルな価格で、満足度がかなり高かったです!
さてさて、まず、わたしが受けたのは、シミ取りレーザー。こちらは1回HK$1500で顔全体のトーンアップとシミの除去をしてくれます。サロンオーナーのリンさんは「1回のレーザーで取れるシミもあれば、取れないシミもあります。けれど、回を重ねていくと確実に薄くなっていきます。完璧に取るためには、食事や運動、睡眠、ストレス解消などの日々の生活も変えて行くことがとっても重要」とおっしゃっていました。
サロンの様子はこちらの眉毛のアートメイクでご覧いただけるので、今回は記述しません。記事をご覧くださいね!
シミ取りレーザー施術のため、ベットに横になって、アイカバーをしてもらいます。最初は弱めのレーザーを顔全体に隈無く這わせていきます。ほとんど何も感じませんが、あえて言うなら軽いチリチリとした感じ。次に少し強めにもう一度。今度は少しパチパチとした感じ。そして3段階目はさらに強めのレーザーで、シミの部分狙ってレーザーを当てていきます。さすがに3段階目の強さとなると、ピチッと輪ゴムが弾かれて肌に当たるような感覚がある時も。でも大丈夫かどうか声をかけてもらいながら進むので安心です。経験豊富なリンさんの判断で、色の濃いシミの部分には痛みを感じなくするクリームを事前に塗ってくれる配慮もあるので、痛くて我慢できないということはありません。
施術は至ってシンプル。3段階やったところで、一旦終了です。
リンさんは、穴が開くほどじっくりジロジロと拡大鏡を用いながら肌の状態を確認していました。すると
「いぼ(warts)がたくさんあるから、これを取ったら肌がすごく綺麗に見えるわよ」
と一言。わたしは誰の肌のことを言ってるのか、いまいちわからず
「いぼ? わたしの顔に?」
とキョトンとしてお聞きすると。
「そうよたくさんあるわよ」
と、言ってわたしの顔写真を撮り、指で拡大して見せてくれました。
「ほら」
これは反則です! でも、そこには紛れもないぼこぼこっと盛り上がった小さなおできのような、いぼらしきものがたくさん写っていました。
「これがいぼ?」
初めて顔全体に広がる「いぼ」というものを認識したわたしの心境は「ぎゃー!」です(笑)。今まであったのにそんなもんだと思って完全にスルーしていました。
いぼには色々な種類がありますが、ここでいうのはヒューマンパピロマウィルスによるウィルス性いぼで、ほっとくと広がっていくものと、もうひとつは老人性いぼ。加齢によるもので、40代ごろからポツポツと見え始め、70歳以上のほとんどの人の顔や体のどこかに見られます。どちらもとても一般的ないぼなので全く珍しいものではないのですが、ほっとくとどんどん広がったり、増えたり、変色したり、大きくなったりするので、早めにレーザーによる施術をした方が良いそうです。
「これは簡単な施術一回で綺麗になくなるのよ。やってみる?」
とリンさん。またまた、ものすごい誘惑が襲ってきました。同時に、疑心暗鬼なわたしでしたが、興味の方が優って、こちらの施術にもオッケーしました。まず、感覚を麻痺させるクリームをいぼのある場所に少しずつ綿棒で塗っていきました。10分ほど置いて、塗ったところの感覚が鈍くなってきたところで、準備が完了です。
注意) レーザーシミとりと、イボとりは別の施術ですので、それぞれの施術の支払いが発生します!
施術の仕方は、シミ取りのレーザーとは少し違っています。レーザーでいぼの先の部分をひとつひとつ焼いていくというやり方で、これは感覚を麻痺させるクリームがないと、まあまあ痛いのです。ジリジリっと焼かれるというか、切られているような感覚がありました。実際やってもらっていると、「えーまだあるの?」と言うほどの数。ちょっと目の周りにぼこぼこっと2〜3個あるかなーと言う自覚はあったものの、顔全体でこんなにあるなんて! リンさんは
「光の角度によって見逃してしまう時があるので、1回じゃ取りきれないの」
とのこと。
シミ取りといぼ取りの両方が無事終了した後は、顔に火照りを感じ、冷蔵庫で冷たくしたフェイスパックを30分ほど乗せてくれました。その間、スタッフが、頭皮と肩のマッサージをしてくれ、なんとも夢心地な、最高のひとときを過ごしました。こうしてあっというまの2時間。その後、ひと月後にまた同じことをしましょうと帰されました。
帰宅時はマスクを持っていなかったことを大後悔。顔が思ったより赤くなり、シミの部分といぼの部分は瘡蓋(かさぶた)っぽく色が濃く出てくるので、公共交通機関を使うにはかなりまずい顔になっていました。
とりあえず、これでダウンタイムは1週間から10日。3日目には化粧をしてもなんとなく隠せるようになり、瘡蓋は4日すると取れるようになりました。帰宅してからは2日間は火照りを感じましたが、毎日パックでしっかり保湿し乗り切りました。4日間程度、顔は瘡蓋だらけだったので、予定を入れず引きこもり状態で過ごしました。ちなみに、家族はわたしの顔を見て「ぎくっ」としてましたが、シミ取りだけであれば、そこまで瘡蓋はひどくないでしょう。
いぼ取りビフォー(左)とアフター(右)
ちょうどダウンタイムが過ぎた5日目ぐらいに、鏡に映った自分の顔を見て「あれ?」と思いました。いつもよりも顔のトーンが明るく、くすみが取れたよう。しかも今までとは次元の違う肌のスムースさを確実に感じました。いつもよりツルツル、ツヤツヤ、すべすべ、なめらかで、自分でもびっくりです。
わたしの場合は、シミ取りで小さなシミは見えなくなりました。顔色もトーンアップしてくすみがとれたよう。ただ、1センチはあろう目の横の大きなシミや、濃い鼻のそばかすなどは、薄くなっていますが、まだ目視できます。いぼに関しては、今まで気がつかなかったのに無くなったら気がつくという不思議な現象を体験。わたしの顔のぼこぼこが無くなって光の反射がスムーズになり、すべすべな肌のように見えるのです! これは本当に自分の目を疑うほどびっくり。なんだか知らず知らずに自分の加齢肌に見慣れていたのに、急にスムースになったことで、加齢肌だったことに気がついたという、逆輸入的な、なんとも目が覚めるような経験でした。
2週間もすると、瘡蓋の跡も綺麗になくなり、さらにスベスベになりました。
ひと月後、2回目の施術をしに行きました。施術は前回と同じ要領で行われ、やはりまたまた瘡蓋だらけの顔になりましたが、今回も同じく3日目にはメイクをすれば、なんとか隠せる状態になり、5日でだいぶ落ち着いて、10日もすると「おお!」っというほどに違いが分かるほどに。
顔のシミは前回より少なくなり、肌のスムースさも以前より増し化粧のノリもピタッとつく感じです。
(あくまでも個人的な感想ですので、全ての方が同じような体験をされるかは保証できません。)
今回ご紹介した施術はー
◎シミ取りの場合は、1回HK$1500 (顔全体とスポット)
サロンのおすすめとしては、最初の3ヶ月は毎月1回、その後2〜3ヶ月に1回の施術だそうです。
◎いぼ取りの場合は、2回でHK$4800 〜(光の加減などで見過ごしてしまう部分もあるので2回で徹底的に除去します)いぼの数によっては最大でプラスHK$2000になる場合もありますので、まずは施術前に肌を見ながら金額の確認をしてください。ちなみに首も施術可能だそうです。
アドバイス:メイクは綺麗に取ってくれて、ノーメイクの状態で施術は行われます。施術後はメイクはしないで帰宅するのが良いです。帰宅時は、顔は赤くなったり、瘡蓋のような部分もありますので、マスクを持参されることをおすすめします。
▶︎今回シミ取りを初めてご予約希望の方には期間限定でHK$200オフの読者限定クーポンがあります。ご希望の方はHong Kong LEI公式ラインでクーポンを配布していますので、登録してリクエストしてください。
サロン情報
オーナーのリンさん
Fontaine Beauty HK
住所:銅鑼灣勿地臣街8號1樓 Hong Kong
予約:WhatsApp 85261383866
https://instagram.com/fontainebeauty18?utm_medium=copy_link
Hong Kong LEI (ホンコン・レイ) は、香港の生活をもっと楽しくする女性や家族向けライフスタイルマガジンです。
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