2023/08/25
courtesy Studio City
マカオといえばカジノ。マカオ滞在の目的がカジノの場合は、ほとんどのホテルについていますので、規模の違いさえあれ、基本的にどこも同じような作りになっています。カジノは、24時間、いつでも入場可能ですが、年齢制限があり、21歳未満は入場できません。たとえ大人と横切るだけでも入れませんので注意が必要です。ドレスコードはカジュアルでも大丈夫。でも冷房がかなり効いているので露出を避けた方が無難、寒すぎて楽しめないということも。カジノ内の写真撮影は禁止、帽子やサングラスは防犯上着用できません。メンバーズカードを作ると、使った金額に応じてポイントがたまる特典もあります。
さて、中編の今回もマカオ政府公認日本語ガイドの椿さんにマカオの魅力をお聞きして行きましょう。今回は「目的別にホテルを選んでマカオを最大限楽しんでみよう」です。
椿さんのプロフィールは前編をご覧ください!
目次
【マカオの最新ホテル情報】
▶︎新装オープンしたてのホテル
▶︎大注目! これからオープンするホテル!
▶︎編集部おすすめ! 現在開催中のイベント
今なら見られる! 期間限定イベント
\今回はココ!⬇︎/
中編
【目的別ホテル選び】
ギャラクシー /スタジオシティ ウォーターパーク
ギャラクシー界隈のホテル
グランドラパ/コロアン
バンヤンツリー/ソフィテル&ロクシタン
マンダリンオリエンタル
ウィンパ/MGMリゾート
モーフィアス/W マカオ
後編
(8月31日公開)
▶︎マカオに行ったら、ここを訪れよう
ショー/食事
マカオに住む観光案内人だから知ってる注目スポット
椿さんおすすめの絶対食べたいポルトガル料理
▶︎いざマカオへ!
椿さんに聞くあれこれ雑学
香港からマカオへ あなたは陸路派?海路派?
マカオ内の交通事情
▶︎▶︎公式LINE登録者のみご覧いただけるボーナス情報
椿さんがおすすめするマカオのお土産ショップと品物リスト!
【子ども連れアクティブ派におすすめのホテル】
マカオといえばカジノやショッピングなど大人が楽しめる場所と思われていますが、実は子ども向けの施設もたくさんあります。
\ 統合型リゾート施設、8つのホテルからなる「ギャラクシー・リゾーツ」を選ぶわけ /
複数のホテルが入った統合型リゾートには充実した施設やレストランの選択肢も多く、子どものいる家族などは特に利便性が良いので、宿泊には最適です!ギャラクシーリゾーツの中にあるホテルに止まると、年齢関係なく全員で楽しめる『グランド・リゾート・デッキ』があるからとってもおすすめです! 敷地も広いので、のんびり水遊びを楽しむならここ。
https://www.galaxymacau.com/grand-resort-deck/
『グランド・リゾート・デッキ』とは?
ギャラクシー・リゾーツの屋外プールのレジャー施設が『グランド・リゾート・デッキ』です。宿泊客は無料、外部のゲストは有料で利用できます。敷地7万5,000平方メートル以上という広さで、全長575メートルという世界最長のスカイトップ・アクアティック・アドベンチャー・リバーライド(流れるプール)を楽しむことができます。またアジアをテーマにした広さ4,000平方メートルのトロピカルガーデン、350トンの白砂を敷き詰めた世界最大のスカイトップ・ウェーブ・プール(人工波)と白砂のビーチに加え、間欠泉、滝、キッズ・ゾーン、5万2,000平方メートルにわたって青々と茂るオアシスの庭園も。施設には、マカオで最も幅広くアジア料理を楽しめる50店舗以上の飲食施設、ショップもあります。夏を家族みんなで楽しめるダイナミックな施設です。
グランド・リゾート・デッキの地図がダウンロードできます。
grand-resort-deck-summer-activity-20230630
流れるプールを俯瞰で
👍波の出るプール(人工ビーチ)や世界最長クラスの流れるプールがあり、敷地も広く大人から子どもまで1日中楽しめます。小さい子ども用の水遊びエリアも複数あるので、未就学児も安心です。マリオットなどホテルによってはホテル宿泊者専用プールがあるので、混雑を避けてゆっくりすることもできます。
ギャラクシー・リゾーツのホテルたち
ギャラクシー・リゾーツは、マカオにあるワールドクラスの統合型リゾート施設です。2011年に、超高級なバンヤンツリー・ホテル&リゾート、日本の伝説的なオークラ・ホテル&リゾート、5つ星ギャラクシー・ホテルという3つのワールドクラスのアジア系ホテルでオープン。全体で、2,200を超える客室、スイート、ヴィラ を備えています。2015年には、新たに3つのホテル・ブランドが加わって、マカオで6つのワールドクラスのホテルをもつリゾートとなりました。リッツカールトン・マカオは全室スイートのホテルで、250以上のスイートルームを備えています。JWマリオット・ホテル・マカオは、グループ最大の1,000室以上の客室を持ち、ブロードウェイ・ホテルには、設備の整ったファミリー向けの客室が320室あります。飲食施設の数はレストラン、バー、ラウンジ合わせて120以上、8つのミシュラン基準のレストランや200以上の店舗が揃っています。今年2023年に現代的なイタリア宮殿建築を模した高級ホテル、ラッフルズ・アット・ギャラクシー・マカオが開業し、9月にはラグジュアリーなライフスタイルホテルのアンダーズ・マカオがオープン予定。合計8つの名だたるホテルが集結するリゾートとなりました。とにかくこの敷地内だけで朝から晩まで十分遊べるので、移動が大変な子ども連れなどにはもってこいのギャラクシー・リゾーツです。
👍2007年に開業したベネチアンは全室スイートルーム。 それに続き、リッツカールトン・マカオもスイートルームを主軸に持ってきました。アンダーズは2023年9月15日開業予定です。間もなくですね。楽しみです!
\ スタジオ・シティー・マカオを選ぶわけ /
マカオ最大の全天候型対応のスタジオ・シティ・ウォーター・パークで究極のスリル体験を!
https://www.studiocity-macau.com/en/entertainment/waterpark
スタジオ・シティー・マカオにある屋内と屋外の全天候型スタジオ・シティ・ウォーター・パークは、1年365日天候に左右されることなく楽しめます。下の地図、左側緑のエリアが屋外、右の青いエリアが室内です。ウォーターパーク内では、レストランで簡単な食事をしてエネルギーを補給することもできます。
courtesy by Studio City Macau
スタジオ・シティー・パークに宿泊しなくても、入場料を払えば利用が可能です。スタジオ・シティー・パークには、ウォーターパークが入ったお得なパッケージがあります。
https://www.studiocity-macau.com/en/promotions/splash-and-stay-hotel-package
(こちらは2023年10月30日まで)
👍行ったのは屋外のみですが、ウォータースライダーがメインのウォーターパークです。敷地はギャラクシーほど広くないですが、未就学児が遊べる水遊びエリアも複数あります。身長110㎝以上からほとんど全てのスライダーを楽しめるので、小学生から大人まで家族で1日中アクティブに遊べます。今年屋内エリアがオープンしたので、通年全天候楽しめるようになりました。夏は雷が多く雷警報が出るとプールに入れないので、気候や天候を気にせずに遊べるのはありがたいです。
courtesy by Tsubaki
👍スタジオ・シティー・マカオをおすすめする理由はもうひとつ!子ども用アクティビティー で、多くのホテルは有料屋内プレイルームがありますが、スタジオ・シティでは「スーパー・ファン・ゾーン」という3フロアもの大きな室内プレイルームがあります。アスレチックはもちろん、ゴーカートや絶叫マシンもあり、小さな遊園地のようです。時々景品付きの宝探しイベントをやっていて、大人も一緒に楽しめるとあって、行列ができる話題の人気スポットなんですよ!
https://www.studiocity-macau.com/en/entertainment/super-fun-zone
courtesy by Studio City Macau
他にも、Qubeというプレイルームも、ベネチアン、ロンドナー・ホテル、パリジャンにあります。中でもパリジャンは他のホテルよりも広く、屋内と屋外で楽しめます。メリーゴーランドがあったり、アスレチックがあったり、体を動かして遊べます。以下各ホテルにあるQubeの紹介ページです。
ヴェネチアン・マカオ
https://www.venetianmacao.com/hotel/amenities/kids-at-venetian.html
パリジャン・マカオ
https://www.parisianmacao.com/amenities/qube-kingdom.html
ロンドナー・ホテル
https://www.londonermacao.com/shopping/directory/lifestyle-children-gift-specialty-store/qube2.html
【カジノよりのんびり派におすすめのホテル】
\ グランド・コロアン・リゾートを選ぶわけ /
Grand Coloane Resort
https://www.grandcoloane.com/contact-map
元々はウェスティン・ホテルとして運営されていたホテルでした。中心部からかなり離れたコロアン地区の端っこにあり、カジノもないひっそりとした隠れ家的なホテル。中心部に繰り出すのではなく、お友達家族とプールサイドでのんびりと過ごしたり、バーベキューなどをしてリラックスして1日を過ごしたい方向け。日替わりで子ども向けのちょっとしたワークショップがあったり、大きな庭でスライダーやバウンシングキャッスルなど、時々に応じてホテルが用意してくれるアットホームさも魅力。徒歩すぐのところにポルトガル料理で有名なレストランミラマー(Miramar)がありますので、ここに泊まったら食事をしてみることをおすすめします。Macau Golf and Country Clubというゴルフ場が隣接しているので、ゴルフ目的の人にも宿泊パッケージが人気があります!
編集部が泊まりました!
👍とにかくのんびりゴロゴロ、一日中、飲んだり、食べたり、泳いだり、おしゃべりしたりしたい人向け。カジノがなく静かでこじんまりした規模のホテルはマカオでは珍しいのでとても気に入りました。建物自体は年季が入っていますが、そこもご愛嬌。比較的綺麗だし、部屋も広くて友達や家族単位で一緒にワイワイ宿泊するのがおすすめです。とにかくどこにも行かずにここで完結するぐらいのつもりが良いと思います。
courtesy by Grand Coloane Resort
\ アーティザン・グランド・ラパ・マカオを選ぶわけ /
Artyzen Grand Lapa Macau
https://artyzen.grandlapa.com
courtesy by Artyzen Grand Lapa Macau
1984年に “マカオ唯一のアーバンリゾート “としてマンダリンオリエンタルが誕生。ワンセントラルに新しいマンダリン オリエンタル マカオがオープンする1年前の2009年8月1日に、グランド・ラパ・マカオと改名されました。改名にもかかわらず、グランド・ラパは2014年1月までマンダリン オリエンタルによって運営され続けました。ホテルの英語名 “Grand Lapa “は、リスボンの有名なラパ・コミュニティから着想を得たそう。2021年にはアーティザン・グランド・ラパ・マカオと改名。その名の通り、アート作品やホテルの歴史に関わる装飾品などをホテルのあちこちで楽しむことができます。
courtesy by Artyzen Grand Lapa Macau
そしてカジノがないホテルだからこそ、リラックスしてプールやジャクジーなどの施設や4面あるテニスコートでもゆったり楽しむことができます。コロナ禍で改装が完了したばかり。435室の客室は、ポルトガル製のファブリックとチーク材の家具であつらえ、クラシックでありながらもコンテンポラリーなエッセンスがあるデザインで、洗練されたライフスタイルとレジャーを体験できます。
プレジデンシャル・スイートルームのベッドルーム(写真上)& ダブルルーム(写真下)
courtesy by Artyzen Grand Lapa Macau
👍ホテル内にカジノがないので、観光客がおらず落ち着いた雰囲気です。建物は古いですが、旧マンダリンオリエンタルホテルなので、インテリアも上品で上質、サービスも行き届いた印象です。館内施設はリゾート感があり、特にプールは岩や滝が随所に施され、小さいながらも日常を忘れてリラックスできます。カフェレストランはコロニアル風の開放的な雰囲気で、ブッフェの他アフタヌーンティーも人気です。サンズホテルのすぐ隣なので、サンズのシャトルバスを使えばコタイ地区のベネチアンやパリジャンまですぐ行けるのも便利です。
courtesy by Tsubaki
【女子旅にはやっぱりスパ重視!】
やっぱりリゾートに来たら、リラックスしてリフレッシュしたいし、日頃頑張ってる自分にご褒美もあげたい。マカオにはたくさんスパを楽しめるところがあるけれど、その中でもおすすめをご紹介しましょう。
\ バンヤンツリー /
Banyan Tree Macau
https://www.galaxymacau.com/hotels/banyan-tree/
リゾート・ホテルとしてもとても人気の高いバンヤンツリー。スパのトリートメントはボディー&フット、ハンド、ファイシャル、ヘッド&ヘアと隅々まで行き届いて申し分なし!しかもただ単にリラックスさせてくれるスパとしてだけではなく、それ以上に五感を満足、解き放ってくれると評判です。
アジア発祥のリゾートホテルだけあって、バンヤンツリーは、何世紀にもわたって受け継がれてきたアジアの伝統に基づいた施術に力を入れています。鍛え抜かれたプロのセラピストの直感的なタッチのもと、アロマオイル、ハーブ、スパイスに、古代のヒーリングパワーを組み合わせた、健康と美容のための施術します。これにより感覚の喜びが呼び覚まされ、究極の癒しを体験できるとのこと。バンヤンツリーが得意とするのは、肉体的、精神的、霊的な完全なリニューアルのためのホリスティック・トリートメントです。メニューはこちら。
マッサージの種類は、メニューは、オイル、ストーン、シャワー、中国伝統、インド・アユールベータ、インドネシアン、タイ、バリニーズ、ディープティシュー、ジェントル・タッチなどがあります。
\ ロクシタンを使うソフィテル・スパ/
Sofitel SPA
https://www.sofitelmacau.com/spa-fitness/so-spa/
プロヴァンスの田園風景をイメージしたソフィテル・スパは、蜂蜜色の木材、花の彫刻が施された天井、小石を敷き詰めた大理石など、すべてが素朴で静寂の雰囲気を醸し出しています。おすすめはフランスの最新コスメトロジー(美容術)のフェイシャルや、熟練セラピストによるマッサージ、ボディラップ、スクラブです。施術後はリラクゼーション・ルームで瞑想などもできます。コンテンポラリーな地中海スタイルとフランス文化のテイストを組み合わせたスパスイートで、忘れられないウェルビーイングとビューティーのひとときを過ごしてみましょう。シャンパン・ネイル・バーでは、上質のフレンチ・バブルとOPIマニキュアも受けることができます。施術メニューはこちら。
\ 陰陽五行思想を取り入れたザ・スパ・アット・マンダリン・オリエンタル、マカオ /
The Spa at Mandarin Oriental, Macau
https://www.mandarinoriental.com/en/macau/one-central/spa
一時的なラグジュアリー体験や癒しに終わらない、カウンセリングやコンサルテーションにも力を入れた本格的なトリートメントを行なっているマンダリンのスパ。イギリスの名門ブランド、知る人ぞ知る「アロマテラピー・アソシエイツ」のスパプロダクツを使っているので、その香りの虜になっている人も多いはず。さらに「アロマテラピー・アソシエイツ」と陰陽五行説に基づき共同開発したオリジナルのオイルも用意。スパでは中医学医師とアロマセラピストが、「マンダリン ・オリエンタル・ シグネチャー・ スパ ・セラピー」で使っています。この代表的なトリートメントは、一人ひとりの体調を五行である「木、火、土、金、水」の5つのエレメントに分類し、それぞれに合うアロマオイルを選び、体質に沿ったトリートメントを施すというもの。ゲストのそのときの体調に合わせてカスタマイズされる内容は、開発に7年の歳月がかけられたのだそう。施術のメニューはこちら。
👍スパではミストサウナやドライサウナを楽しめます。ぜひ時間に余裕をもって訪れてください。バンヤンツリー はタイの有名な高級スパです。洗練されたオリジナルのアロマオイルで五感からリラックスできます。ソフィテル内のスパがロクシタン製品を使用しているので、ロクシタンのスパを利用したい場合は、ソフィテルへ。世界遺産や下町エリアから近く、散策の途中に立ち寄ることができるし、館内は広々として落ち着いていてリラックスできます。価格もお手頃です。マンダリンオリエンタルは中国のメディテーションボール「健身球」を使ったり、氣や陰陽をテーマにした、オリエンタルなトリートメントが特徴です。マカオタワーを臨む、開放感のある眺めの良いトリートメントルームも魅力です!
【アート好きにはココ!】
\ スケールが大きくてびっくりなウィンパレス&マカオ /
Wynn Palace & Wynn Macao
https://www.wynnresortsmacau.com/
ウィンホテルはマカオ内に2ヶ所。ウィン・パレスとウィン・マカオがあります。どちらもインスタレーション&アートに力を入れたホテルで、訪れる人を楽しませてくれます。ウィンパレスは敷地内をロープウェイが走っていて、このあたりを一望できて特に小さな子どもは大喜びすること間違いなし。もちろん夜に乗車するとロマンチックな夜景を味わうことも。
まずはウィン・パレス。
館内に一際目をひく、花で飾られたフラワーアートのメリーゴーランドや気球のインスタレーションは、まったく新しい方法で自然の美しさを体験させてくれます。実際、動くものや音楽が流れるものもあるので、インスタ映えするスポットになること間違いなし。
👍現在は気球のインスタレーションは、時計仕掛けのビックリ箱のオブジェなど、他のものに変更されています!
館内に比べて、落ち着いた雰囲気の客室。courtesy by Artyzen Grand Lapa Macau
👍アートギャラリーでは、 無料で圧巻のアートを楽しめます。館内には美しいオブジェが点在しており、まるで美術館のようです。
courtesy by Tsubaki
そしてウィン・マカオ。こちらはマカオでも大きな9,300㎡に390台のテーブルゲームと、およそ1200機のスロットマシーンがあるカジノとしても有名です。また高級レストランやブランドも入っているため、ちょっと贅沢に旅行を楽しみたい人にはうってつけです。また噴水のショーも人気で、わざわざこのためにウィン・マカオに泊まるという人もいるそう。
ゴールドがあちこちに使われている高級感漂う館内。
お部屋はオンチークなオリエンタル色の強いインテリア。
もちろんレストランも食事だけでなく空間をも楽しませてくれます。
広東料理・Wing Lei
14年連続でミシュランの2ツ星を獲得し、フォーブス・トラベルガイドの5ツ星にも輝いた本格広東料理のWing Lei。ランチ点心メニューはこちら。
日本食・Mizumi
マカオで唯一のミシュラン2つ星日本食レストラン。シェフが自ら考案したおまかせコースや会席コースで日本各地の旬の味覚を楽しめます。メニューはこちら。
courtesy by MGM
ウィンリゾーツはマカオで開催されるさまざまなアートイベントの中心でもあります。
現在ウィンパレスで開催中の「光の輪郭 :レオナルド・ダ・ヴィンチとの出会い」。最先端の光投影技術により、天才レオナルド・ダ・ヴィンチの作品と新たな出会いを体験することができます。2023年10月15日まで。
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\ MGMマカオ & MGMコタイ /
MGM Macau & MGM Cotai
https://www.mgm.mo/
実はMGMはかなりアートに力を入れたホテル。マカオとコタイ、どちらの館内でも、一歩足を踏み入れた瞬間から、目の前に様々なアート作品が広がっているでしょう。MGMマカオ内のアートギャラリー「MGMアートスペース」は、古典的なルネッサンスから最先端のコンテンポラリーまで楽しむことができますし、巨大なスペースを使ってインタラクティブなアートシーンを積極的にクリエイトしています。MGMはマカオを、世界的に影響力のある芸術作品が創作され、鑑賞され、大切にされる国際都市、文化・エンターテイメントのデスティネーションとして支援し、強化しながら、芸術・文化プログラムをサポートしています。
MGMマカオのロビー。
フィオリ・ディ・パラディーゾ・シーリングの繊細な手吹きガラスの花々は、デイル・チフーリが2007年にMGM マカオのために特別に制作したものです。1,000個近いユニークなガラス作品で構成された、非対称の自由な流れの彫刻です。中央の少女の像はサルバドール・ダリの作品「ダリニアン・ダンサー」。
MGM マカオ受付。フィオリ・ディ・パラディーゾのドローイング・ウォールは、デイル・チフーリが描いた42枚のオリジナル・ドローイングのガラス・キャンバスで構成されています。エネルギッシュで鮮やかな絵の具とフォルムの使い方に注目してみてくださいね。
自然光が明るく入って、アート作品なども展示されることもあるGrande Praça(天幕廣場)
👍マカオ、コタイともに館内の美術品や展覧会を楽しめます。MGMマカオはダリの作品がロビー内外にあり、海の生き物をモチーフにしたガラス作品が展示されています。中庭はポルトガルのリスボン・ロシオ駅をモチーフにしており、随所に施されたポルトガル風柄タイル、アズレージョの美しさも見どころです。
MGMマカオのオーシャンビューの客室。
courtesy by MGM
MGMの外観は、宝石箱をモチーフに作られたそう。MGMコタイの入口に鎮座する大きな獅子の像は高さ11メートル、重さ38トン。なんと、24金を3万2000枚も使っているそう。なんとも縁起の良さそうではありませんか。
MGMコタイのギネスに登録された世界一大きなガラス天井を持つスペクタクルという名の中庭には、自然をイメージした美しいオブジェがあり、誰もが芸術を楽しめます。季節ごとにイベントも行っています。
ここで行われるショー「SEA ODYSSEY(シーオデッセイ)」。水中の風景を映し出す世界最大の面積を誇る常設屋内LEDスクリーンで、イルカたちが跳ねたり泳いだりするのを見て、水中環境に浸ってみては?ショーのスケジュールは 毎日午後1時、2時、3時、5時、6時、7時。
courtesy by MGM
👍MGMコタイはオーナーのプライベートコレクションでもある清朝・紫禁城(しきんじょう)の織物絨毯が壁にかけられていたり、数々の芸術品がチェックインカウンター周辺にも展示されています。今年のアートマカオは、MGMコタイで美術館レベルの展示や中国の抽象画の巨匠、Hsiao Chinによる宇宙をテーマにしたインタラクティブな体験型のアートが楽しめます。観覧無料。事前予約が必要です。
SEA ODYSSEY(シーオデッセイ)はスペクトラム広場を海に見立てて動く大きなイルカがとてもかわいかったですよ!子どもは大喜びでした。(写真下)
courtesy by Tsubaki
客室は全部で1390室。99室がスイート。他はどの部屋も平均よりも広めな作りとなっています。
16室あるスカイロフトは一度は泊まってみたいお部屋ですね。
courtesy by MGM
\未来的な体験を!モーフィアス アットシティ オブ ドリームス /
Morpheus at City of Dreams
https://www.cityofdreamsmacau.com/en/stay/morpheus
伝説の建築家であり、建築のノーベル賞と言われるプリツカー建築賞を女性として初めて受賞した故ザハ・ハディド氏による、世界初のフリーフォーム、外骨格を持つ高層建築、モーフィアス アットシティ オブ ドリームス 。12基の高速パノラマ・リフトと2基のリンク・ブリッジ、地上40階(130m)にある重力を感じさせないプール。そして約770室のゲストルーム、スイート、3棟の超豪華プールヴィラと6棟のデュープレックスヴィラなどで構成されています。とにかく写真ではなく、生で実際に自分の目でこの空気感も含めて確かめていただきたい、そんなホテルです。
訪れたらリフトにはぜひ乗っていただきたい。高速リフトでダイナミックなロビー空間を俯瞰で見ることができます。モフィアスの凄さを体感できます。
シンプルでシックな客室。
’Sky’ at Level 1 North Side.
‘Good Intentions’ by internationally renowned artist KAWS.
👍ザハ・ハディド設計事務所が手がけた近未来的なデザインが美しいホテルです。2階にはアート展示スポットがあり、現代アートが楽しめます。芸術好きが立ち寄る穴場スポットです。
courtesy by Tsubaki 写真上層階に停止しているリフトから見たロビー
2023年9月8日に統合型リゾートStudio CityにオープンするW マカオ。こちらも世界的に評価の高いザハ・ハディドの建築事務所が設計を担当、マカオでは2番目の建築物となります。一見の価値あり!
courtesy by W Macau
マカオ旅行を楽しく、快適に!
SIMカードがあると便利
https://amzn.to/4dj5Gyf
それでは今回はここまで。次回後編は、8月31日公開です。マカオの行き方や雑学などです。お楽しみに!
こんなアクティビティーもありますよ!
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