2019/11/15

皆さん、こんにちは。楢橋里彩です。今回は「深圳・福田エリア第2弾」をお届けします。以前にご紹介した都市型複合商業施設「深業上城(アッパーヒルズ)」の周辺にオープンしている「MUJIホテル」やビジネス視察ツアーに人気のスーパーマーケットをピックアップします!

香港から、深圳・福田エリアへの行き方

福田エリアに行くのにより近い駅「落馬洲駅」はイミグレーション直結の駅なので、手続きを終えたら地下鉄を利用することができます。「深業上城(アッパーヒルズ)」へ行く場合、地下鉄なら地下鉄4号線「莲花北駅」が最寄駅ですが、駅から徒歩20分かかるため、あまりおススメしません。(※現在ショッピングモール直通の駅が工事中。来春開通予定)一番良い方法は、福田駅からタクシーに乗車すること。時間は15分(料金24元(約350円)で到着します。

MUJIホテル1店舗目は2018年に深圳にオープン!

2018年1月にMUJIホテル1号店は「アッパーヒルズ」内にオープンしました。モール2階から直通エントランスがあるので、悪天候でも楽に移動できます。「アンチゴージャス、アンチチープ」をコンセプトにしたMUJIホテル深圳店は6階建て。客室は79部屋。また会議室(3部屋)、ライブラリー、ジムも併設。日本に次いで「無印良品」の店舗数が多い中国本土。2019年現在、256店舗展開(香港は 20店舗)と年々増加中。2018年6月には北京にも「「MUJI HOTEL BEIJING」がオープンしています。ちなみに、日本で最初となるMUJIホテルは銀座店です。

 

さて、入ってすぐの目の前に広がるエントランスはシンプルですが、木目調の温かみのある雰囲気。入ると、すぐにスタッフが声をかけてくれ、気さくに対応してくださいました。

 

全79部屋ある深圳店では広さの異なる5つの部屋タイプがあります。

TYPE A(16部屋)26〜28m2/ TYPE B(26部屋)32〜35m2/ TYPE C(21部屋)38〜39m2 / TYPE D(12部屋)42〜46m2/ TYPE E(4部屋)51〜61m2

 

実際に部屋に入ってみると日差しがしっかり入る明るい空間。バスタブはなくシャワールームのみ。トイレは海外では今少しずつ増えている「ウォシュレットタイプ」も完備。

お茶&コーヒーセットなどや、家具や雑貨の一部は併設している「無印良品」で即購入することができ、シンプルな“MUJIワールド”を存分に楽しめます。建物内にはブックラウンジやカフェ、レストラン「MUJI Diner」も入っています。落ち着いた音楽が流れており、外の喧騒を忘れて静かにゆっくり過ごす空間としては最適な場所です。

 

公式サイト:https://hotel.muji.com/shenzhen/ja/
所在地:中国広東省深圳市福田区華富街道皇崗路5001号 深業上城(UpperHills)内
電話:+86 755 23370000
言語:英語、標準中国語、広東語

地図はこちら

 

日本からも視察ツアーも、EC活用スーパー「盒馬鮮生(フーマーフレッシュ)」

今海外から多くの視察ツアーで訪れるビジネスマンが多いスーパーマーケットー「盒馬鮮生(フーマーフレッシュ)」。淘宝(タオパオ)や支付宝(アリペイ)など、中国EC市場のおよそ6割以上のシェアを誇る「アリババ」が出資した食品スーパーとして知られています。

今回は、会展中心駅から徒歩10分圏内にある皇庭店に行ってきました。2016年に上海市に盒馬鮮生(フーマーフレッシュ)1号店をオープンして以来、現在は、中国各地に150店舗以上構えます。このスーパー、一見普通に見えますがアリペイやモバイルECの仕組みを活用した、新しいモデルのスーパーマーケットなのです。ネットスーパーと実店舗があるので、買い物する時間がない時にはとっても重宝。

 

このスーパーの最大の特色は、スマホアプリで買い物すると、店舗から3キロ以内の届け先のネット注文には30分以内で届けられるというもの。アプリで注文が入った商品は、スタッフが店頭から商品を取り出し、専用バッグに収納して、バッグを売場の端にあるクレーンに載せ、天井に張り巡らされたレールから配送スタッフに渡され、速やかに配達されます。初めてスーパーに入ったときは、通常のスーパーと大きく異なるので、思わず天井のレールに釘付けになるはず。QR決済が進んでいる中国ですが、まさに“次世代のスーパーマーケット”として世界から注目を集めており、日本からも多くのビジネスマンが視察ツアーで来店します。

商品には全てQRコードがつけられており、専用のスマホアプリでQRコードを読み取ると商品情報が表示されるので、安心して買い物できます。

 

魚介類はこの通り。

店頭に並んでいるかと思いきや、このように鮮度の高いものを多く取り扱っています。さらに、買ったものは奥にある厨房で好きなように調理してくれるのも、人気なんだそうです。

調理方法も食材によって様々。たとえば、貝類:茹で、醤油蒸し。カニ類は、蒸し、塩コショウ炒め、辛子炒め、ショウガ炒め、コショウ炒め、カレー味、チーズ味グリル、タイフーンシェルター炒めなど。海老類は、茹で、蒸し、ニンニクグリル、塩コショウ炒め、辛子炒め、ショウガ炒めなど。調理方法も迷ってしまうほどです。

こうした調理には別途料金が発生しますが、500グラム15元(約225円)~で、とてもリーズナブル。そのままフードコートで食べるのも良し、自宅に持ち帰るのも良し。調理を頼んでいる購入者の方に話を聞くと、「夕食の準備にかかる手間を省くことができるのでとても便利」とのこと。気軽に安く美味しく食べられることが受けているようです。フードコートではビールやワインなどアルコール類も取り扱っています。

 

公式サイト:https://www.freshhema.com/
所在地:皇庭店 福三路118号皇庭广B1 会展中心駅から徒歩10分圏内
営業時間 10時~22時(日~木曜)、10時~2230分(金・土曜)
配送時間:745分~2015

 

 


楢橋里彩
福岡県出身。学生時代よりNHK番組にてバイリンガル学生リポ―ターに。NHK宇都宮局キャスター、ディレクターとして携わった後、2007年より中国・大連にある大連電視台(国営テレビ局)にて日本人アナウンサーとして2年間勤務。2009年より香港へ移住。現在は、香港から香港・中国のニュースを発信している「香港ポスト」のトップインタビュー、リポーター、司会、講演など幅広く活動中。
オフィシャルFacebook:
https://www.facebook.com/risa.narahashi.official/
香港ポスト:https://hkmn.jp/(無料メルマガ登録はこちらから)

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