2023/03/02

こんにちは。

mizukiです。

大人女子の皆様、節句のお祝い申し上げます。

さて最近着物を着ていると思う事があります。
着物ってなぜこんなに長いのか。
帯はなぜわざわざグルグルと巻く必要があるのか。
袖はなぜゆらゆら揺れる長さなのか。

着物を着る事、着付ける事が大好きなわたしでも、あぁもう! 邪魔だな! って着付けの最中に長い帯や袖にムスっとしてしまう時も少なくありません。

せっかく気になってしまったので(?)掘り下げて調べる事にしてみました。

その中でも今回は帯の歴史についてのうんちくを披露したいと思います。

いろいろな帯:白のアンティーク帯330cm、袋帯425cm 、現代の名古屋帯365cm、平均的な小学低学年生

 

現在の着物の元となっている小袖というものが生まれたのは平安時代と言われています。

この時にはまだ現代の帯は存在しておらず、細い紐のようなものを腰に巻き、あくまで着物がはだけないように押さえつけるものだったそうです。

少し幅がある帯も出回りだし、現在の様な幅の広い帯が普及したのが江戸時代。
きっかけは、なんと歌舞伎。
女形が女性らしさを強調するために幅の広い帯を締めたことをきっかけに女性たちはその美しさに心奪われ一気に広まったと言われています。

流行をきっかけにそれまで男女の帯の長さに大きな違いはなく着物を押さえる事を目的に簡単に結ぶだけだったものが、オシャレを楽しめるように女性の帯の長さは約360cmへと変化し結び方の種類も増えてきました。

また江戸時代では既婚者の帯は前で結ばれていました。
結ぶの楽そうだけど、邪魔じゃないのか? と思いますよね。

そう、やっぱり家事や育児の邪魔になることから時代の流れと共にその後は背側で結ばれるようになりました。

ただ家事をする必要のない公家や上流階級の女性は既婚者であっても前結びだったようです。
邪魔にならないなら帯結びがお顔側にあるとそれはそれは華やかですよね。

映画やドラマなどで一度は目にした事がある花魁。
とても豪華で華やかな着物を纏う彼女たちの帯は前で結ばれています。

遊女である彼女たちは既婚者ではありませんが、
今宵はあなたの妻よ、という意味で既婚女性と同じく帯を前で結んでいたという説もありますが、自分を美しく魅せるためだという説もあります。

どんな時代でも女であれば美しく見られたいと思う気持ちは現代も同じですね。

最初は簡素な細い腰紐だったものが華やかな帯に変わり、様々な時代を乗り越えて現代にも受け継がれているのは綺麗でありたい、おしゃれをしたいという女心が詰まっているからではないでしょうか。

そんな日本の美しくたくましい女性たちの思いが現代では海を超え着物の美しさで世界中の人々の心を魅了させているのかもしれません。

お雛様を見つめながら時代を繋いできた女性たちの思いにここ香港から心を寄せるのでした。

そんなお雛様は十二単を身につけています。
なんと総重量20kg !!
花魁が身につけている着物は総重量30Kg !!

どんな時代もおしゃれは努力! ですね。涙


mizuki

2011年ワーキングホリデーを活用し香港に来港。
仕事をきっかけに着物の楽しさにハマり、普段の生活の中で着物をきて暮らす。
香港で二人の子どもを出産。
2021年香港で出会った友人と共にイベント企画やパーティー装飾を手掛けるM’s select を設立。
2022年11月、着物マイスター、着付け方インストラクター資格取得。

Mizuki no kimonoインスタ @kimono_hongkong

M’s selectインスタ @ms_select_hk


 

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