2024/12/17

11月26日から2025年１月31日まで、ハッピーバレーに路面店を構える仙台箪笥の門間屋で、日本伝統工芸展が開催されています。

店内には美濃焼、高岡銅器、江戸木目込み人形、漆製品、しじら織などをはじめとする全国26店からの伝統工芸品がずらりと並んでいます。その美しい品々はまるで博物館の展示品のようですが、商品として並んでいますので購入可能です。

先日行われたレセプションには、美濃焼の伝統工芸士、小木曽教彦氏（雅号：住吉窯）や、株式会社柿沼人形から木目込み人形の伝統工芸士、柿沼利光氏らも訪れ、ご本人自ら作品の説明をしてくださりました。会では、日本酒も振舞われ、和やかな雰囲気の中多くの伝統工芸を楽しむことができました。

（左）美濃焼の伝統工芸士、小木曽教彦氏（右）住吉窯の作品

（左）雛人形（右）木目込み人形の伝統工芸士、柿沼利光氏

日常生活にも大活躍しそうな足袋靴下やハンドバッグ、子供の成長を祝う雛人形や兜、また玩具のだるま落としやこけし人形のけん玉などもあります。

開催場所である門間屋のCEO、門間一泰氏は「日本の職人的なモノづくり企業はそのレベルの高さとは裏腹に年々減少の一途を辿っています。だからこそ、今回のような取り組みを通して日本の伝統工芸品を世界に発信していくことで、彼らの事業の継続をサポートしていきたいと考えております」と話していました。

職人が丹精込めて作ったものを、買い手やもらい手が感謝の気持ちを持って長い間大切に使う。大量生産されたものでなく、手作りのぬくもりがあるものを身の回りにおいて生活すると、心が豊かになりそうです。

伝統工芸展詳細は以下になります。

皆さまでお誘い合わせの上、ぜひ、日本の誇る伝統工芸を見に門間屋に足を運んでみてくださいね！

日本伝統工芸展

期間：11月26日（火）から2025年１月31日（金）

時間：11:00 – 19:00

場所：門間屋　G/F 89 Wong Nai Chung Road, Happy Valley