2023/09/11

みなさん、こんにちは!

今回の「Old Hong Kong in Colour (彩られ蘇る香港今昔)」は、失われつつある街のネオンサイン(霓虹燈招牌)についてです。

これぞ香港! といえば、道路にせり出した大きなネオンサインが重なり合っている街のイメージをもっている方も多いと思います。
しかし、その風景もOld Hong Kongになってしまう日が刻々と近づいています。

2010年頃から、ネオンサインのサイズ制限が行われ、近年は老朽化や建築物の安全上の理由からネオンサインの撤去が急速に進められています。
それに伴って、ネオン職人の数も減っているそうです。一方で、この香港名物のネオンサインを保護、保存しようと活動する団体もいます。

「OldHKinColour」の古写真によって、20世紀中期から出現するネオンサインを振り返ってみましょう。

 


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20世紀中期の上海街の様子。ネオンサインが空を覆うようにせり出ています。ネオンサインを出す際には、他のネオンサインを遮らないよう暗黙の了解があったそうです。

 

1960年の石硤尾(Shek Kip Mei)。ハッカオイルで有名な「白花油」の巨大なネオンサインがビルの上に設置されている最中のようです。

 

1960年代、德己立街(D’Aguilar Street)。人も車も多いですが、ネオンサインも小さいものから大きなものまで様々にありますね。

 

1961年の旺角ネイザンロード(Nathan Road)。夜に輝くネオンサインの様子。ネイザンロードはネオンサインで旅行客にも有名ですね。写真左側に傘をかたどったユニークなネオンサインもあります。

 

1975年の銅鑼灣(Causeway Bay)。こちらはネオンライトが点灯し始めた時刻の様子でしょうか。トラムの真上ギリギリにまでネオンサインがあったんですね。

 

 

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