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2025/07/11

モバイルバッテリー(パワーバンク)の発火騒ぎが報道されていますが、これに伴い香港民間航空局(HKCAD)や日本の国土交通省から取り扱いについての告知が出ていますので、お知らせします。夏の旅行シーズン、飛行機を利用する方も多いと思いますので、ご注意ください。

以下、モバイルバッテリー(パワーバンク)とリチウム電池の取り扱いを要約しますとー

1)手荷物に預け入れず、機内持ち込みすること

2)機内では収納棚におかず、手元に置いておくこと

3)香港の航空会社の機内では使用しないこと

4)日本の航空会社の機内で充電する時は確認できる場所で行うこと

参考までに、香港民間航空局(HKCAD)、香港の航空会社、日本の国土交通省の声明文を下記に掲載します。


香港民間航空局(HKCAD)による声明の抜粋

香港民間航空局(HKCAD)は、最近の安全事件について非常に懸念しています。これらの事件は、乗客がリチウム電池のパワーバンクを機内に持ち込み、使用したことが原因ではないかと考えられています。

今後、国際民間航空機関(ICAO)の関連規則に従うだけでなく、4月7日以降、地元航空会社は乗客がフライト中にパワーバンクを使用して他のポータブル電子機器を充電したり、パワーバンクを再充電したりすることを許可されません。また、パワーバンクを頭上の収納スペースに置くことも禁止されます。

疑問がある場合、乗客はフライト前に関連航空会社に最新の規制を確認してください。


 香港の航空会社より、リチウム電池とパワーバンクに関する重要なお知らせ

すべてのパワーバンクおよび予備のリチウム電池は、機内用バックに入れて持ち込むか、身体に保持する必要があります。これらをチェックイン用荷物に入れないでください。

2025年4月7日から施行される最新の香港民間航空局(HKCAD)の規則に従い、飛行中にリチウム電池のパワーバンクを使用して他のポータブル電子機器を充電したり、パワーバンクを再充電することは禁止されています。さらに、乗客はパワーバンクを頭上の収納スペースに収納することも許可されていません。


日本の国土交通省からの「モバイルバッテリーを収納棚に入れないで!」

国土交通省から転載です。

国内外において、機内でのモバイルバッテリーの発煙・発火等の事例が発生しているところ、これらを早期に発見し対応を図ることにより客室安全の一層の向上を図るため、7月8日から、モバイルバッテリーを機内に持ち込む際は収納棚に入れずに、常に状態が確認できる場所に置いていただく取扱いに変更いたしますので、ご理解ご協力をお願いいたします。

スマートフォン、タブレット端末やゲーム端末等の携帯用電子機器の普及拡大により、モバイルバッテリーを持ち運ぶ方が増えていますが、モバイルバッテリーに使用されているリチウムイオン電池は、外部からの衝撃等による内部短絡や過充電等により発熱、発火等のおそれがあります。
現在、国土交通省では、国際民間航空機関が定める国際基準に基づき、機内預け入れ荷物にモバイルバッテリーを含めることを禁止しているほか、機内持込みについても持込み可能なモバイルバッテリーの個数・容量を制限しているところです。
我が国のエアラインにおいても、機内でモバイルバッテリーが発煙・発火等する事例は発生しておりますが、いずれも早期の発見により的確な対応が図られております。一方、本年1月に韓国・金海空港で発生したエアプサン航空機炎上事故では、これまでの韓国事故調査当局による調査により、モバイルバッテリーからの発火が原因である可能性が指摘されています。

こうした中、国土交通省では、機内におけるモバイルバッテリーの発煙・発火等への対応を強化し、客室安全の一層の向上を図るため、航空関係団体(定期航空協会)と連携し、本邦定期航空運送事業者の統一的な取組として、本年7月8日から、以下の2つを協力要請事項として新たに講ずることとしましたので、ご理解ご協力をお願いいたします。
※外国航空会社に搭乗する場合には、各航空会社の指示に従ってください。 

[1] モバイルバッテリーを座席上の収納棚に収納しないこと。
[2] 機内でのモバイルバッテリーから携帯用電子機器への充電又は機内電源からモバイルバッテリーへの充電については、常に状態が確認できる場所で行うこと。


Hong Kong LEIよりお願い

この度の記事につきましては、皆様に注意喚起を促すことを目的としています。2025年7月10日以降に規則の変更や、新たにモバイルバッテリーの制限が出てくる可能性もあります。機内に持ち込み、使用できるモバイルバッテリー(パワーバンク)やリチウム電池の詳細については、各自ご確認いただくことをお願いします。

その他、持ち込み、預け入れ制御品および禁止品にもご注意ください。参考までにこちらもご覧ください。

個々の空港や航空会社、目的地によって、規則が異なる場合があります。より厳しい規則が優先されることもありますので、搭乗前には各自、航空会社にご確認ください。

 

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