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2025/10/05

写真:香港政府観光局

伝統と幸福を象徴する中国の国家級無形文化遺産にも登録されている「大坑ファイヤー・ドラゴン・ダンス(大坑舞火龍)」が、今年も大坑(タイハン)を舞台に開催されます。期間は2025年10月5日から7日までの3日間です。
12,000本以上の線香で飾られた全長67メートルの龍が、約300名に導かれてWun Sha Street(浣沙街)やTung Lo Wan Road(銅鑼湾道)を練り歩きます。毎年多くの人を魅了し、その迫力に圧倒される、在住者、旅行者必見の伝統行事です。

コロナ禍を挟んで4年ぶりの開催となった2023年の大坑舞火龍について、こちらのコラムでお読みいただけます。
迷 in 香港 第15回 中秋節舞火龍 – 香港で暮らす編集者が送るカルチャー、イベント情報 HONG KONG LEI

写真:香港政府観光局

今年はさらに、直径3mの光る巨大インフレータブルバルーンの月や、華やかな装飾を施した街並み、小型LEDドラゴンやドラゴン・ダンスや武術演舞などの多彩な文化パフォーマンスが登場する予定。

写真:香港政府観光局 若手による小型LED・ドラゴン・ダンス パフォーマンス

「大坑ファイヤー・ドラゴン・ダンス(大坑舞火龍)」イベントの豆知識
POINT
大坑舞火龍は146年の歴史を誇る、生きた「国家級無形文化遺産」。龍は、真珠草、籐の枝、麻縄を用いて1か月かけて製作され、頭部の重量は約50キログラム。32の関節で構成され、煙をまといながら魅惑的な舞を繰り広げる「祝福・健康・平和」を願う象徴です。

大坑ファイヤー・ドラゴン・ヘリテージ・センター(大坑火龍文化館)にて文化の深層に触れる展示や遺産で、文化や歴史に触れることができます。
キリ流香港散策 第34回 かわいい旧学校にある大坑火龍文化館と書館街の由来 – 香港で暮らす編集者が送るカルチャー、イベント情報 HONG KONG LEI</a

イラスト:香港政府観光局

訪れる人のための便利なヒント

▶︎イベント会場に到着するための十分な時間を確保してください。
▶︎交通規制がある予定です。取り決めに注意してください。現地の指示に従ってください。
▶︎水分補給のために水筒を持参しましょう。
▶︎天候に応じた快適な服装をし、立ったり歩いたりするためのサポートのある靴を履いてください。
▶︎ベビーカーなどは使用しない方が良いでしょう。子どもが迷子にならないように、かなりの混雑が発生している場合は距離をおきましょう。
▶︎荷物は少なめに、口の開いたバックは注意しましょう。
▶︎無許可のドローンの使用は禁止されています。
▶︎10月6日は火龍舞の延長により、ビクトリアパークが比較的人混みになる可能性があるため、早めの行動と、現地の交通通知に注意してください。
▶︎スケジュールは予告なく変更されることがあります。最新の情報は現地の指示を参照してください。
大坑舞火龍は、香港天文台が17:00以降に台風警報信号8以上、またはアンバー大雨警報信号以上を発令した場合は、キャンセルされます。


開催期間:2025年10月5日~7日
時間: 18:30-22:00
*中秋節(10月6日)当日は23:30まで延長

場所: 大坑 Wun Sha Street(浣沙街)およびTung Lo Wan Road(銅鑼湾道)

詳細情報: 香港政府観光局ホームページ(英語)

写真:香港政府観光局

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