2023/02/06

<基本情報>

空港・交通・気候・お酒・ホテル

【チェンマイ空港】

黄色い四角が旧市街。砦で囲まれています。その左下が空港。旧市街周辺へは車で10分から15分程度。多くの観光客はこのあたりに宿泊します。

砦跡。

 

【空港】

ーチェンマイ空港。到着

チェンマイ国際空港は、ここは国際空港か!と思えるほどこじんまりとした空港です。しかも空港から旧市街へは車で15分程度。とっても身近に空港があります。チェンマイには個人タクシーのような車がほぼないので、タクシーの整理券を配っている人に従って、さっさと車を指定してもらってホテルに向かった方が良いでしょう。

タクシーはよほど遠い場所に行かない限り、旧市街周辺であれば一律HK$33(150バーツ)です。タクシーの番号と、金額を書いたスリップを渡されて、タクシーが来るのを待ちます。 

タクシーはセダンやバンなど様々です。

Google Mapがあるので、運転手もGoole Mapで居場所を確かめながら連れて行ってくれます。旅行中、空港から乗ったタクシーを旧市街周辺でほぼ見かけることはあまりありませんでした。わたしたちはこのれっきとしたタクシーには空港からホテルに向かった一回きりしか乗りません(乗れません)でした。

 

ーチェンマイ空港から出発(帰国時)

チェンマイ国際空港は、はっきり言って何もありません!(キッパリ)
出国手続きをしてしまえば、あるものといえば、お土産ショップとコーヒーショップ、高めのマッサージ店のみ。お腹が空いていてもコーヒーショップのサンドイッチかマフィン程度で、ご飯らしいものを食べられるところはありません。ゲートに入る前に、スナックや軽食などを持って入るか(飲み物は持って入れません)、事前にしっかり食べてから出国手続きをするのが良いです。また手荷物検査場の混雑具合にもよりますが、空港自体も小さいのでゲートに到着するのにもそこまで時間はかかりません。

 

【旅行中の交通手段】

▶︎レンタカーやレンタルバイク

レンタカーやレンタルバイクをするという手もあります。国際免許を持っていれば、特にバイクに関しては一番移動が楽な方法かもしれません。車があれば郊外に住むこともできます。車は空港の近くでレンタカーでき、モーターバイクは旧市街中に数カ所レンタルバイク屋さんがあります。バイクに乗る場合は、ヘルメットを被っているか、国際免許を携帯しているかなど、頻繁に警察が検問をしているのを見かけました。違反があった場合は罰金となります。実は今回わたしたちは車もバイクもレンタルせずに過ごしたので、ここではなくても快適に過ごせる方法をご紹介します。

 

▶︎ソンテウ

わたしたちが滞在中に一番使ったのはソンテウ。赤いトラックの荷台に座席シートを作った乗合タクシーです。これはチェンマイの地元民にも一番利用されている乗り物で、タクシーを止める要領で手を上げて止まってもらい、乗る前にどこに行きたいか告げます。発音が通じない場合は、地図を見せますが、ソンテウの運転手さんは結構な割合で老眼の人が多く、理解してもらうのに時間がかかります。でもほとんどの方は親切な人で、わかるまでじっくり話を聞いてくれたり、地図を持ち出して聞いてくれたりしました。オッケーが出た場合は、通常1人約HK$6(30バーツ)で連れて行ってくれます。少し遠くても人数が多ければ30バーツ。1人で乗る場合は約HK$11(50バーツ)になることも。また、目的地の近くまでは行くけど、建物の前までは行ってくれない場合もありますので、大通りなど降ろしてくれやすそうな場所で交渉するのも手です。乗合タクシーなので、他の人も乗っています。方向が違う場合は断られる場合もあります。また旧市街は一方通行が多いので、グルグルと回って戻ってみたいな走り方をすることもあるので、一体自分がどこにいるか自分でもGoole Mapで居場所を確認しながら乗ることをおすすめします。支払いは現金で、降りたら運転席にまわって支払います。

▶︎Grap

Grabは便利さからいうとダントツ1位でした。使い方はUberとほぼ同じです。ソンテウのように運賃がきちんと決まっておらず、時間帯や場所などで大きく変動しますが、オーダーする前に確定金額が出るので、それ以上を請求されることはありません。なかなかソンテウが見つからないとき、疲れてホテルまで連れて行って欲しいときなどすぐに来てくれるのでとても助かりました。また郊外へ行く場合は、2時間約HK$88(400バーツ)で貸切で移動することも可能なのでおすすめです。例え時間をオーバーしても10分ごとに追加料金が発生するのみです。Grabは利用価値大なのでチェンマイに行く前にアプリをダウンロードしておくと良いでしょう。もしクレジットカードをあらかじめ登録しておけば、キャッシュレスでも利用可能。カードを登録したくない場合は、連絡先と顔写真で現金での支払いが可能です。いつも大体10分程度で近くの運転手が反応してピックアップ場所まで来てくれます。わたしの場合は一度も不快な思いをしたことはありません。特にホテルの移動や帰りの空港行きなどには便利でした。電話はSIMカードをタイ用に用意しておくのが良いでしょう。

アプリはこちらからダウンロードできます。

https://www.grab.com/my/download/

 

▶︎トゥクトゥク

多分チェンマイで観光客のために走っていると言っても過言ではないのがトゥクトゥク。確かにスリリングでタイに来た感は満載なのですが、こちらの運転手の方はソンテウやGrabよりもかなり高額な値段を提示してきます。また交渉しても交渉決裂することが多く、捨て台詞を残して去っていく人も多かったです。いちいち毎度値段交渉をしても良いという人向けです。また、旧市街の中の小道を走っていくような場合には良い選択かもしれません。

わたしたちはほぼ、上記二つのソンテウとGrabのみで移動は問題ありませんでした。

 

【チェンマイの気候と洋服】

チェンマイは高地にあるとはいえ、冬場の時期でもそこまで寒くなることはありません。香港の肌寒いと感じる程度の日に、地元の人は「こんなに寒くなるのは珍しい」と言っていたので、朝夕用にフリースが1枚あると良いなと思うこともあるかもしれません。もちろんモールなどもあるので、いざというときは調達することも可能。もしチェンマイに1週間以上滞在される場合は街中に点在するランドリーで洗濯することもできるので、それほど多くの洋服も必要ないでしょう。

 

【持って行ったら良いもの】

わたしたちは結構長期で滞在していたので、ある程度の薬。体温計、解熱剤などは持っていきました。特にお腹の弱い人は水に当たる可能性もあるので、それ用の常備薬など持って行った方が良いでしょう。もちろんこういう時期なので旅行保険にもしっかり入っていきました。

ホテルにはペットボトルの水が大体用意されています。わたしたちは炭酸水が好きなのですが、チェンマイにはボトルオープナーで開けないと飲めない瓶の炭酸水しかなく、途中でオープナーを買いました。そしてどこのホテルも、アメニティーとして備え付けのコーヒーや紅茶などはインスタントものばかりでした。おいしいコーヒーが飲みたい場合は、Myコーヒーは持ち込んだ方が良いです!

日差しが強いので帽子などあると良いです。日傘をさしてる人は見ませんでした。マスクは人それぞれ、サービス業の人は大体していましたが、町の半数以上の人はマスクなしでいるようでした。またゴム草履や水着(象に会いに行ったり、ホテルのプール、ルームシューズとして)があると良いです。

ローカルで食べるタイ料理はどれもおいしく全く問題なしですが、やっぱり長期で滞在するとたまには醤油味が恋しくなるもの。大体がピリッと甘酸っぱい味が多いので、子どもが食事中に、「のり」が食べたいとか、「醤油」をかけたいとか、つぶやくこともありました。わたしたちは、今回、簡易の流しキッチンのあるホテルに泊まったので、香港から簡易の手のひらサイズIHセットを持っていきました。スーパーで食材を買って朝食や、外食疲れした日は簡単な夕食を調理するなどしました。ローカルの人に混じって買い物して、これはこれで楽しかったです。

自炊した夕食。

バルコニーで食べた自炊朝食。

 

【コインランドリー】

チェンマイではコインランドリーを目にすることが多々ありました。自分で選択するコインランドリーやスタッフがいて重さで洗濯してくれる場合も。またローカルの人が洗ってくれる洗濯屋さんもありました。また、今回私たちが泊まったホテル3カ所のうち2カ所はコインランドリーがついているところを選んだので、何度か利用しました。大体HK$22(100バーツ)からHK$33(150バーツ)で1回の洗濯と乾燥ができるぐらいでした。洗剤など必要なものはランドリーやホテルで買える場合もあれば、セブンイレブンで小分けのものを購入できます。

こちらはホテルのランドリールーム

 

【お酒】

ホテルでお酒でも飲みたいなと思った時もあったのですが、スーパーでもコンビニでもお酒は夕方の5時から10時の間しか買えません。バーやルームサービスでもワインをグラスでオーダーできるところが少なかった印象。結局、滞在中に1回レストランで夕食時にハイボールを1杯飲んだだけで終了してしまいました。コンビニではビールは買えますが、それ以外の選択肢があまりない場合も。スーパーでは様々なお酒が売っていますが時間外は買えません。

 

【ホテル】

チェンマイはものすごくたくさんホテルがあります。でもほとんどがブティックホテルと呼ばれるこじんまりとしたホテル。実際は、Agodaなどで出ているホテルのおそらく3倍ぐらいはあるのではないでしょうか?街を歩いていると、ここも、あそこも、そこにも!っと、びっくりするほど。またホテル以外にもホステルやゲストハウスもあったり、長期滞在者向けのアパートもあるので、ギリギリになってもどこかには泊まれそうです。

わたしたちは今回3カ所とも事前予約して、ブティックホテルと呼ばれるホテルに泊まったのですが、どこもかわいく、こじんまりとして居心地の良いホテルでした。また3軒ともドリアンの持ち込み禁止とのこと。

チェンマイでよく聞くホテルの問題は、水まわりの問題。お湯が熱くない。お湯が出ない。水圧が弱いなど。日本人はバスタブがあると嬉しいけれど、口こみでこのような意見があった場合は、やめた方が良いです。今回2番目に泊まったホテルは口コミでお湯がぬるいとか水圧が弱いとかありましたが、やっぱりぬるかったです。チェンマイは昼夜の温度差が激しい時期もあるので、寒すぎてシャワーを浴びれないということも。ただ3軒ともとても清潔なホテルでした。

半屋外のシャワールーム。昼間は気持ちよかったけど、夜は寒くて入れませんでした。

プールがあるホテルもたくさんあるので、夏場はホテルの中でも楽しめるかも。

今回3週間の滞在で1週間ごとにホテルを3回変えました。理由は、元々移動手段がないので地域を変えて住んでみたいと思ったのと、もし気に入らないホテルだったら3週間ずっと住むのは辛いと思ったからです。結果この選択は大正解で、足がないからこそ、ホテルの周りを歩いて探索して、そこでしかできないことを体験できたり、1週間ごとにご近所さんが変わるので、新鮮な気分で探検することができました。

さてここで、わたしの長期滞在時のホテルの選び方をご紹介しましょう。

1)旅の始まりは元気だし胸の高鳴りもあるので、少々不便で施設が整っていなくても気分良く過ごせることが多いものです。そこで清潔そうな安いホテルに泊まります。全く期待しないで泊まるので、面白い驚きがあったりして、旅の良い思い出になるほどです。

2)慣れてきた中盤は一番活動的に動けるので、便利な繁華街や中心地のホテルを選びます。ほとんどホテルにいることはないので、ホテルのグレードよりも動きやすい場所を重視します。

3)後半になると、結構いろんなところにも行ったし、ガツガツ動くことも少ないのでホテルで過ごす時間とレストランへのアクセスが良さそうな場所を考えて、今までよりも良いホテルに泊まります。旅の満足度はホテルの良し悪しで左右されることもあるし、終わりよければ全て良しとなるので、旅の終盤は少し奮発します。

旅が終わりに近づくにつれて、少しずつホテルのグレードを上げていくことで、満足度が上がったまま旅終了となります。

ちなみに、長期の場合は、台所があるホテルやアパートですと、疲れた時は部屋で自分でサクッと作って食べることもできるので、疲れも癒やされておすすめです。その場合は、調味料を少し持っていくと良いですよ。

 

前編
https://hongkonglei.com/hellofromeditor09/

後編(カフェ買い物編)
https://hongkonglei.com/hellofromeditor09-2/

 

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