2022/02/25

こんにちは。今回は、本当は教えたくない香港のモルディブとも言われる鹹田灣です(第6回でご紹介した東平洲も「香港のモルディブ」と言われています)。

きれいなだけあって、行くにはちょっと不便。我が家はお友だち数組と西貢公共埠頭から船をチャーターしました。埠頭でいろいろな船会社が宣伝していますが、最近は離島への旅が人気なので、事前予約の方が確実です。船会社から何番乗り場で待つようにと連絡があります。

7月だったので、離島へ行く人が多くて埠頭はごったがえしていました。自分の船がどれなのか見つけるのはかなり大変。無事に見つかったら、30分の船旅です。かなりスピードを出すので、ジェットコースターのようでした。5歳児も一緒だったのですが、意外にも一番興奮していました。時々事故もあるようなので、ライフジャケットを持参することをおすすめします。ハイキングでも行けますが、片道2時間半かかるようなので、海遊びが目的なら船がおすすめです。

鹹田灣につくと、船着き場はないのでひざ下くらいの浅瀬で船を下ります。季節や潮の満ち引きの具合ではもっと濡れる場合もあるようです。

香港一美しいビーチ、香港のモルディブと言われるだけあって、今までで一番の透明度。東南アジアのビーチリゾートにも劣りません。白いさらさらの砂浜も本当に美しい。

日よけ用のテントを張って、まずはランチ場所である茶餐廳で席の予約。ビーチの奥の小川を越えると茶餐廳が2軒あります。夫によるとどちらも経営者は同じだそう。小川には橋がかかっているのですが、かなり高さがあって怖かったので、わたしは川の中を歩いていきました。濡れるのはくるぶし上あたりまでです。

小川には魚がたくさんいて、子どもたちは魚を追いかけて遊んでいました。ランチはチャーハンや揚げ物など。普通においしかったです。茶餐廳横にあるトイレ(水汲み式)は飲食した人は無料で利用できます。こちらには売店もあり、船の予約などもできます。ビーチにもパラソルのレンタルや船の予約ができる店がありました。

海では魚、貝、うに、蟹などを簡単に見つけることができます。うきわやライフジャケットでぷかぷか浮かぶのも気持ちよかったです。子連れ犬連れも多いです。

他の離島に比べて遠いのもあって、比較的すいているビーチです。帰りの船はあらかじめ時間指定をしておきました。

海遊びは荷物も多いので、船の旅は楽でよかったです。ここはまたぜひ行きたいと思っています。


田上えり

2004年来港。香港の造園家3代目に嫁いで17年目。家族は香港人の夫と娘一人。日本でメーカー勤務、香港にてピアノ講師を経て、2020年3月まで7年間リトミック教室を主宰。現在はK.K.Gardenでプリザーブドフラワー販売、リボンとハーバリウムのレッスン・販売に従事。K.K.Gardenのブログameblo.jp/kkgardenhk

 

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