2023/03/07

こんにちは。家族で出かける機会が少なくなっていた李家ですが、旧正月休みは日本から両親が来ていたので、家族みんなで毎日過ごしました。今回は慈山寺を紹介します。

自由に往来ができるようになったら、香港観光はほぼし尽くしている両親をぜひ連れていきたかった場所が慈山寺です。車公廟や黄大仙とは全く違った雰囲気を持っていて、静寂で穏やかな空気が流れています。ところどころに「静かに!」という札をもったスタッフもいて、大きな声で話す人もいません。いるだけで、心穏やかになりパワーをもらえ、参拝後は心身ともにきれいに元気になった気がします。まさにパワースポット。よく教育された穏やかなスタッフに、いつ行ってもきれいに保たれている施設。初訪問時には香港にもこんなところがあったのかと驚いたものです。


わたしはすでに数回家族や友だちと訪れていますが、今回は旧正月の特別イベントが施設内のあちこちで開催されていて、特別な参拝となりました。
完全予約制で1カ月前の朝8時からウェブサイトで予約が始まりますが、一般公開を初めてから数年たつのにいまだに予約が大変困難です。わたしも毎日トライして、4日目でやっととれました。朝8時を逃してしまうとかなり難しいです。キャンセルが出ることもありますが、それも一瞬のうちに埋まってしまいます。駐車場も台数が限られていて、訪問自体は予約ができても、駐車場が予約できないこともあります。大変な思いをしても、一度は行った方がいい場所なので辛抱強くがんばってみてください。その他、基本情報はLEIの特集をご覧ください。

 

旧正月に訪れるのは実は2回目です。規制がほぼなくなったせいか、今回はイベントがたくさんありました。

①以前は長蛇の列であきらめた桃の道。今回はまだ3分咲きだったせいか並んでいる人はいませんでした。

②スタンプラリー。境内10カ所のチェックポイントでスタンプがもらえます。全部制覇すると慈山寺スタンプをもらえます。

③懺悔を書いて箱に入れるらしいところ。懺悔が思いつかず(笑)書きませんでした。

 

④願い事を紙に書いて結びつけるところ。絵馬の様式です。健康をお祈りしている人が多かったです。

 

⑤おみくじ。番号がついている棒を棒立てから一つ取り出し、番号の紙をもらいます。

⑥智慧語が書いてある筒を回すところ。ゆっくり一周回します。

 

⑦読経 日本のお経と少し違う雰囲気で穏やかで鳴り物がなく、いつまでも聞いていられる心地よいお経でした。1日数回行っていました。

⑧お祈り 水晶の蓮の花を持って願い事をして、願いをこめながら観音像の足元を3周回ります。

 

その他、写経などは通常通り行われていました。今回、仏像の博物館は全く並ぶことなく入れました。また日本語を話すスタッフに初めて会いました。
思いがけず、旧正月のイベントに参加できて今年はとてもいい年になりそうです。


田上えり

2004年来港。香港の造園家3代目に嫁いで18年目。家族は香港人の夫と娘一人。日本でメーカー勤務、香港にてピアノ講師を経て、2020年3月まで7年間リトミック教室を主宰。現在はK.K.Gardenでプリザーブドフラワー販売、リボンとハーバリウムのレッスン・販売に従事。K.K.Gardenのブログameblo.jp/kkgardenhk

 

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