2023/09/05

先月、香港地下鉄アプリゲームで優勝したおかげで、ロープウェイ「昂坪360」の往復切符を2人分頂きました。

香港地下鉄(MTR)が所有する観光用のロープウェイ「昂坪360」は2006年に開業したそうです。

わたしが初めて天壇大佛に行った時、昂坪市集はまだできていなかった気がします。確か、20代(筆者今40代)の頃でしたっけ?

香港人の皆さんに聞いてみたら、昂坪360を使わない理由があります。

それは、わたしの思った通り、値段です。

普通の往復切符、1人でもHKD235かかります。2人の場合だったら、ちょっと贅沢なディナーが食べられる価格になります。

(ホームページ:單程 / 來回纜車門票 | 購買門票及導賞團 | 昂坪360 (np360.com.hk)

週末は観光客が多いかもしれないので、必死に平日でも行けそうな友達を誘いました。驚いたことに、友達は昂坪360に乗ったことがないと言いました。

調べてみたら、「大嶼山」の語源がわかりました。

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「大嶼山」の「大嶼」は大島の意。広東語でダーイユーサーンと発音する。「嶼」は広東語では普通「ジョイ」と読むが、「大嶼」は「大罪」と同じ発音となり縁起が良くないため、旁の「與」に基づく例外的な発音の「ユー」としている。英語名になった「ランタオ」は、「爛頭」(ただれた頭)に由来する。(由来:ランタオ島 – Wikipedia

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東涌駅で待ち合わせをしたら、アプリ内のクーポンを昂坪360売り場で切符に交換をしました。

平日とはいえ、15分くらい並びました。予想の通り、ローカルの人はわたしたち2人以外いないようでしたが、観光客は中国大陸の方がメインで、東南アジアや欧米の方も沢山います。家族連れもカップルも多かったです。

ロープウェイから見ると、なんでも小さく見えるのでワクワクしました。最初は東涌市街、空港と飛行機、次は緑しかない山の景色を満喫していました。

当日は霧の影響で、一番高い所についたら、外が真っ白になったんですが、わたしにとっていつもと違う雰囲気なので、大変喜んでいました。

……まるで箱根にいったかのようです。

ロープウェイを降りると、すぐ昂坪市集につきました。どこでも写真スポットなので、びっくりしました。東涌市街よりずっと涼しくて、気楽に遊べます。

ダブルダックの人気で、このような写真スポットがあります。みんな並んで写真をとっていました。

霧のせいで、後の大仏があまり見えないです💦

 

3D体験館がありますが、子ども向けなので入りませんでした。でも、どこでも見られるトリックアートが可愛くて、金魚、ネコも人気です。

豆腐花は食べないと損する名物ですが、外の看板に値段が書いていないため、怖いと思って、PASSしました💦

お店前のワンちゃんが疲れているかのように寝ていました。

昂坪市集を歩いて抜けると、5分ほどで天壇大仏のある宝蓮禅寺につきました!

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1993年12月29日完成。高さ34メートル、重量は250トンを超え、202の銅片で組み立てられている。大仏のある高台へ登るには268段の階段を登るか、小さく曲がりくねった車道を通らなければならない。(天壇大仏: 天壇大仏 – Wikipedia)

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宝蓮禅寺には「素食レストラン」が併設されています。

素食とは、中国式精進料理であることです。

読者の皆さんに聞かれると思うんですが、わたしたちは精進料理を、食べませんでした。

なぜならわたしたちは、東涌Citygateモールで、食べたいしゃぶしゃぶ屋があるからです!

「一体何のために大仏まで行ったんですか?」と、思われますね。すみません。

でも、せっかくの「キリ流」なので、名物はちゃんと紹介します!

こちらが、スタバさんの「チョコレートエッグタルト」です! 香港限定メニューで、お値段は1つHKD 25です。香港の中でも観光地のスタバで売っている気がします。わたしの住んでいる街のスタバは売ってないんですね。

「心經簡林」は行くつもりでしたが、急に雨が降ってきました。滑りやすい恐れなので、あきらめました。

「心經簡林」は大仏から徒歩15分でいける観光地です。国学大師の饒宗頤教授の心経墨宝です。書道全体が園林の木柱に刻まれて、昔の竹簡に似ているため、「心経簡林」と呼ばれています。

帰る道はまたロープウェイです! 方向転換をした後、彌勒山の山頂を経由して、昂坪に到着しました。

なんのイベントですかわからないですが、どこでもキティーちゃんの姿です。

Citygateはいつもより可愛いですね!

念願のしゃぶしゃぶが食べられました。

友達とわたしも、精進料理より、お肉が大好きです。


キリ
日本語教師で旅行作家。唎酒師と観光ガイド資格。特に日本が大好きで年に10回以上は訪れる。著書に『Kiri的東瀛文化觀察手帳』(2017)、『日本一人旅』(2019)、『爐峰櫻語』(2022)がある。香港の誠品商務三聯などの書店で購入可能。
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