2020/09/15
第二子を妊娠しました。
現在は妊娠後期、11月の初めに出産予定です。
2年前に一度経験していても、
今回も里帰り出産になりました。
ぎりぎりまでは都内の病院に通っていたのですが、
再び海外に転勤するかもしれない主人を頼りにすることもできず、
それはそれで別の気を使うんだよなぁ、なんて思う余地もなく
現在わたしの住んでいるエリアでは、
水中出産や助産院での出産もトライしてみたかったのですが、
今となっては逆に受け入れてもらえるだけでもありがたく、
ああ
ああ
さて。
日本でのいわゆる緊急事態宣言は4月から5月末までの約2ヶ月間
妊娠初期は一人目のときに経験しなかったつわりに見舞われ、
楽しみなはずの妊婦検診も足早に帰り、
マスクをせず汗だくで目の前を横切るランナー
大声で笑い合う学生
自粛生活中でも散歩をかかさない老人たち
幼児にはマスクは不要だよ、と教えてくれる方
真夏はマスクを外して、というメディア
いまだに妊婦用として定期的に送られてくるアベノマスク……
自分にとっての最適解も見出せないまま、
息子と生まれてくる子どもの未来はどうなってしまうのだろう。
2人がちゃんと健康でいられるために、
そうでなくともちゃんとお腹の赤ちゃんは無事に成長しているか、
前回の出産前後のトラブルなどが頭をよぎることも多かったのでネガティブなエネルギーを最小限に抑えておきたかったということ
(ちょっとだけ赤ちゃん返り?お腹の上で寝てしまうことも。)
考えた挙句、
やはり外出を極力控えて家族以外との接触を我慢すること。
滋養のある食事を用意すること。
免疫力を下げないこと。
とはいえどれも簡単そうに聞こえても何ヶ月も続けることはなかな
あ
好奇心の塊のような息子は今、言葉の量も身体もぐんぐん成長中。
この黄金期に本来ならば自然あふれる場所に連れて行っていろんな
近所の散歩とたまのドライブがやっとでした。
ああ
食事も毎食しっかり栄養のバランスを……なんて完璧なことはできず……
たまに息抜きでテイクアウトもしてみましたがつわり中だったせいか、
テイクアウトものや出来合いのものは添加物が多く含まれていたり
外食ものってたくさんの油や塩分、糖分を使用しているんだな、
家で同じ味を作ろうとすると躊躇してしまうくらいの調味料を入れ
(Hong Kong LEIのグルテンフリーのコラム https://hongkonglei.com/iggtest1/ を読んで、
免疫力に関しては食事も注目されていますが、病は気から。
心が弱くならないように過ごしていました。
胎教関連の本に「母親の精神状態が胎児にも伝わっている」
それでも不思議と大切な人やものたちとは、
「しなきゃ」ではなく「したいな」という、
できないことや満たされないこと、を見つめるでなく
わたし自身も子供も「今できること、できていること」
それからは子供との接し方も、ごめんね、
お出かけが思うようにできないけれど本がいっぱい読めるね、
クッキー一緒に作るの手伝ってね、
小さいけどおうちでプールしてみよっか、
ちょっと歩いて新幹線見に行こうか、など。
子育てにおいてのわたしの理想の母親像は「
まだまだとんでもない。
絶賛イヤイヤ期の息子との暮らしはてんてこまい。
それでもやっぱり頭のどこかに常にこの理想像はあって、
自分の感覚を信じてみる。
わたしにとってはその部分を鍛える、自粛生活だったのかな。
コロナ生活と妊婦生活。ダブルで過ごした2020夏。
「今の時期に生まれてくる赤ちゃんは、
そんな、嬉しいことばを励みにあと少し。
脚が上で頭は下だよ〜!
するっポン!って会おうね^_^
筆者プロフィール: 砂賀美希
日本、シンガポール、香港でモデル活動の後、2018年7月に第一子を出産。オーガニック好きが高じてイベントのゲストスピーカーや自身でWSを開催。妊活中に漢方と出会い、現在中医薬膳師の勉強中。
Hong Kong LEI (ホンコン・レイ) は、香港の生活をもっと楽しくする女性や家族向けライフスタイルマガジンです。
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